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「イギリスもファーウェイ排除を」 秘密情報部(MI6)のヤンガー長官が警告

netgeek 2018年12月4日
 

英秘密情報部(MI6)のアレックス・ヤンガー長官は12月3日、セントアンドルーズ大学で講演した際に中国ファーウェイ(Huawei)を排除する決定を下すべきだとコメントした。

ファーウェイは中国政府と密接。

アレックス・ヤンガー長官は講演にて「ファーウェイは中国政府と密接な関係にあるので情報網を危機に晒すリスクがある。特に軍事関連の通信を傍受されれば安全保障すら危うくなる」と指摘し、「5Gの導入ではファーウェイを排除することが大事だ」と主張した。

イギリス政府はすでに通信業界のシェア動向を調べ始めており、これはファーウェイを禁止した場合の影響を予測するためだと指摘されている。規制による悪影響がさほどないと判断されればファーウェイ禁止の決定が下されるのは時間の問題だろう。

ファーウェイが危険だという警告はアメリカ政府が先んじて発信してきた。ドナルド・トランプ大統領も同盟国に呼びかけるなどしてリーダーシップを発揮。アメリカ政府の警告を受けてすでにオーストラリア、ニュージーランドはファーウェイを取り締まる動きに出ている。

この流れでいけばイギリスが追随しても何らおかしくない話。しかし他方で日本ではファーウェイの危険性があまり知られていない。平和ボケとでも表現しようか。

ドコモや家電量販店、マスコミなどが積極的にファーウェイを宣伝し、売ろうとしている今の状況は明らかにおかしい。

参考:危険なファーウェイを宣伝する日本のマスコミ・小売店、今すぐやめるべきだ

▼ヨドバシカメラマルチメディア梅田に新オープンしたファーウェイ・ショップ。

ファーウェイのスマホやタブレット端末は安さが売りで、詳しくない人はつい買ってしまう。

「一般人には関係のないこと」「日本政府はまだ動いていないから大丈夫」と甘く見てはいけない。世界がファーウェイ禁止に向けて動き始めているのだ。

続き→【速報】ファーウェイ製品を使っていたら取引停止。アメリカ政府が決定

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