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京都産業大学の会見で確定した玉木雄一郎2つの間違い

netgeek 2017年7月15日
 

京都産業大学が14日の会見で記者からの質問に答え、安倍総理の潔白を証言したことで民進党・玉木雄一郎議員の間違いが2つ確定した。

そもそも完全な事実誤認だった。

(1)玉木雄一郎議員「京都産業大学は落とされた」→正しくは人材確保が間に合わなくて2017年1月の公募に立候補しないことを選んだ。2016年3月には獣医学部新設を提案していたが、結局準備が間に合わなかったので見送った。「落とされた」という事実はない。

(2)玉木雄一郎議員「新条件『広域的に』で京都産業大学が候補から外された」→京都産業大学は綾部市を予定していたので無関係。「広域的という条件で対象外になったとは思わなかった」と証言した。

そして京都産業大学は、「選考のプロセスに不公平さなどの問題はなく、あくまで獣医学部の教授集めがうまくいかなかったという大学内での問題だった」と話す。記者が疑惑について質問すると京都産業大学側は笑いながら否定した。

これにより玉木雄一郎議員の見立てが100%間違っていたという裏付けが取れた。玉木雄一郎議員は安倍総理を憎むあまりに結論ありきで筋書きを想像し、冤罪をつくりあげたのだ。会見では事実上、玉木雄一郎議員が笑われたと言っても過言ではない。

ここにきて「加計学園問題」とは「獣医師会利権問題」に変わりつつある。日本獣医師会は既得権益を守るために国会議員に金をばらまき、さらには文部科学省までをも抱き込むことで徹底的に新規参入を防ごうとした。その中心的人物が玉木雄一郎議員だったのでこの癒着問題を「タマキード事件」と名付けよう。

タマキード事件について明らかになった客観的な証拠をまとめておきたい。

(1)玉木雄一郎議員は獣医師会の会合に出席し、「国家戦略特区(獣医学部新設)を阻止する」と宣言していた。獣医師会の飼い犬になったのだ。

(2)玉木雄一郎議員は獣医師会から100万円の献金を受け取っていた。この点はすでに本人も認めている。100万円はただの着手金ということで、成功報酬はもっとはずんだに違いない。

参考:玉木雄一郎が獣医師会から献金を受け取ったと口を滑らせてしまってタマキード事件

(3)玉木雄一郎議員は自身のブログで「公務員獣医師の給料を倍にすべき」と提案していた。そして炎上するやいなや記事を非公開にし、問題の箇所を書き換える隠蔽工作を行った。

参考:【炎上】「獣医師の給料を倍に」 玉木雄一郎がブログを書き換えて隠蔽工作を図っていた

(4)玉木雄一郎議員は2011年のブログに「父親と弟が獣医師で、父親は獣医師会の副会長」と書いていたのに、加計学園問題が浮上してから「父と弟は無関係」と虚偽の説明を行った。特に父親については獣医師会の副会長なのだから無関係のはずがない。

参考:玉木雄一郎「弟はITの仕事なので私の加計学園叩きとは無関係です」→嘘でした

参考:玉木雄一郎「父は獣医といっても農協職員(退職)なので無関係です」→香川県獣医師会副会長は玉木一将

振り返ってみると、加戸守行前知事と京都産業大学の証言で安倍総理の潔白が裏付けられ、獣医師会の既得権益問題だけが残った。お金を受け取って加担していた玉木雄一郎議員は一体どう釈明するつもりなのか。

安倍総理と加戸守行前知事が感染症対策という国益のために仕事をしていたのに対し、玉木雄一郎議員は私益のために動いていた。しかもそれがあたかも正義であるかのように振る舞っていた。癒着がバレ始めると上っ面の嘘で隠蔽工作を繰り返したのはあまりにも痛々しい。

今回のタマキード事件、しっかりとけじめをつけてもらいたい。

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