【炎上】「獣医師の給料を倍に」 玉木雄一郎がブログを書き換えて隠蔽工作を図っていた
netgeek 2017年6月12日
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比較すると一目瞭然。どこを隠蔽したかったのかがよく分かる。
▼現在の記事。「獣医師の待遇を公務員の医師並みにしよう」
▼もともと掲載されていた記事。「獣医師の月給を倍にしよう」
参考:「地方の公務員獣医師は不足しているが、獣医学部新設が解決策ではない」(玉木雄一郎公式ブログ)
いずれも公務員獣医師の給料をあげるべきだという主張に変わりはないが、その表現は全く異なる。なぜ文章を書き換えたかはお察しだろう。
もともと玉木雄一郎議員は獣医師資格を持つ父、弟を含めて獣医師会と癒着しており、既得権益を守るために動いていた。だから加計学園の獣医学部新設に反対し、話を潰そうとしていたのだ。
▼「私の父と弟は獣医師。獣医師会の仲間に入れて頂きありがとうございます。獣医師会にとって戦略特区の獣医学部新設は大きな脅威です。私が責任を持って監視し、食い止めます」
獣医師の不足が世間のコンセンサスになると、一転してその事実を認め、今度は「獣医師不足を解決するには獣医学部の新設ではなく、獣医師の給料倍増が大事」だと言い始めた。いくら獣医師の給料が2倍になろうとも、そもそも獣医学部の定員が限られている時点で獣医師になることはできず数は増えない。
要するに玉木雄一郎議員は既得権益を守るどころか、既存の獣医師がさらに儲かるように誘導しようとしているのだ。ただ問題だったのは表現が直接的すぎて批判が殺到したこと。慌てて記事を「待遇を公務員の医師並みに」という抽象的な表現に書き換えて印象操作を図った。
▼実は記事は一度非公開化され、改めて公開された。そして間違い探しが始まったのだ。
つい本音を出しすぎたというところか。現在の公務員獣医師の平均年収は616万円で、これを倍増するとなると1,232万円。これだけの金額を国が保障しなければならないとなるとけっこうな負担だ。
しかも地域住民が切望する獣医師の拡充は見込めない。既に獣医師になっている者が懐を肥やすだけなのだ。
私的に儲けるために立場を利用し、姑息に隠蔽工作を図る玉木雄一郎議員は政治家失格だ。
なぜ記事を書き換えたのか正当な理由があるならきちんと説明してほしい。「獣医師の給料を2倍に」と、とんでもないことを言い出したのは玉木雄一郎議員しかいないわけで、発案者として責任をもって筋を通してもらいたい。
これはもはやタマキード事件だ。見過ごすことはできない。