「社長のツイッターを見ていない非常識バカは不採用」論争に岩下の新生姜社長が参戦
netgeek 2017年3月22日
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前回の記事:【炎上】 森川勇治社長「私のツイッターを読んでない奴は即不採用。一般常識がないのか?」
岩下の新生姜で有名な大企業のトップが体を張った反論。日本中が沸いた。
社員のアカウントからフォロー来てもフォロバしないし、原則、見ない。私のは読まれてもいいけど、積極的に読んでほしいとは思わない。誰が見ているのか知らない。基本は見られてない前提なので、例えば暁美ほむらのコスプレ写真とか載せたり出来る。楽しく自由なのはそこそこパーソナルな世界だもの。 pic.twitter.com/Afr72y0glt
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2017年3月21日
なんと売上76億円を誇る岩下食品の岩下和了社長がアニメ「まどかマギカ」の暁美ほむらのコスプレをしているではないか。この画像を添付したうえで、「Twitterはパーソナルな世界」と断言する様子は気持ちがいい。
社員からすればわざわざ社長のTwitterをチェックする義務がなくなって実に気持ちが楽になる。以前からユニークな企画で我々を楽しませてくれた岩下食品ならではのユーモア溢れる反論に日本中が大盛り上がりした。
対して、ウェッブアイの森川勇治社長は沈黙を守ったまま。
炎上騒動で大量の批判が寄せられているにもかかわらず、ツイートを消すことすらせず、ひたすら無言を貫いている。おそらく炎上したことで動揺はしているが、自分の意見は撤回したくないということなのだろう。
そこに今回、岩下和了社長が参戦してきたことで森川勇治社長は一気に劣勢に立たされた。ここで何かさらなる反論を言い返さないと負けが確定するだろう。
その後、周囲と雑談する岩下和了社長。
▼コスプレに対し完成度が低かったと自省している。一体どこを目指しているんだ!?
@fusa_fusa_fsako すね毛とか、いろいろ惜しいですよね。4年ほど前ですが、もう少し頑張るべきでした。笑
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2017年3月21日
▼個人的には趣味を楽しみながらも企業として大事な理念はしっかり持っている。
コスプレを出すことで、「また社長、やらかしてるよ」と、恐らく社員の注目も集めてしまいつつ、しかし、まぁそんな大事なことでもないので話題にもされず、こちらもスルーして、なんとなく「お客様に喜んでいただけるなら、自由でいいんだよ!」って伝われば本望です。(←そこは伝わりにくい。笑)
— 岩下 和了 (@shinshoga) March 22, 2017
やはり成長する企業には正しい経営理念があるものだ。偏屈な考えにとらわれて非合理的な判断をしてしまう会社に未来はない。事実、「ウェッブアイの社長のTwitterは見ていないが、雇えば活躍した」という人材は存在しただろう。
社内で絶対権力を持つ社長は何かと裸の王様になりがち。だからこそ周囲の意見に真摯に耳を傾ける必要がある。
おまけ。
岩下の新生姜ミュージアムで披露された新生姜アルパカ桜。桜の木に大量のアルパカがなっていて子どもたちに可愛いと評判だった。
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