石原慎太郎の煽り「天気晴朗なれども波高し。君ら教養がないから分からないだろう」
netgeek 2017年3月21日
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豊洲市場の移転問題について証言が注目されている石原慎太郎元都知事がマスコミを煽るシーンが見られた。
84歳にしてこの煽り。
▼待ち構えていた記者たちが一斉にコメントを求める。
▼目を合わせることすらしないで「天気晴朗なれども波高し」と一言。
▼そして通りすがりに捨て台詞を吐いていった。
▼あとの質問は全部無視。
石原慎太郎元都知事が発したのは日露戦争時の秋山真之の言葉で「波が高いので船の揺れが激しく、相手よりも射撃慣れしているこちらのほうが有利」という意味だ。豊洲問題については「やましいことなどなく自信がある」という趣旨の発言だったのだろう。
さて、証人喚問された石原慎太郎元都知事(84)はまず前提として「脳梗塞の後遺症で全ての字を忘れました。ひらがなさえ書けません」と発言した。これが記憶にございません戦法なのか、それとも本当に後遺症なのかは判断が難しいところ。
ただ、2016年9月13日のプライムニュースでは手書きの提言を披露する場面が見られたので矛盾しているという指摘もある。
石原慎太郎元都知事は今の政治家に求められることとして「文明史感」を挙げた。
※「文明史観」をもじった表現
田中角栄のように天性の才能で政治を推し進める者が今の時代には必要だと説明。話している様子をみるに、話の展開や論理がしっかりしており、とてもではないがひらがなすら書けなくなったとは思えない。
まだまだ雑学の面で記者を煽る余裕があるのだから豊洲問題についても誠実に取り組み、真実を明らかにしてほしい。