まるでラピュタ!壁面がツタに覆われて秘境みたいなスーパー
netgeek 2016年8月15日
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壁面緑化の流行から、壁を植物で覆うビルが増えてきている。しかし、今回ネット上に投稿された写真には、特に何もしていないのにツタに埋もれたスーパーの姿が…。まるで廃墟のようだと話題になっている。
東京都狛江市にあるスーパー「OKストア」。どこにでもあるこの中型スーパーが、ここ数年でとんでもない姿に変貌したというのだ。
想像以上に秘境だった。壁面緑化を進めているビルよりも、はるかに緑が深い。昔は普通のビルだったというのだが、みるみるうちにツタに覆われていったという。
▼Twitterには様々な感想が投稿された。
▼また、4年前の写真も投稿され、以前は普通のスーパーであったことが確定した。
▼Googleストリートビューで見ると、ツタに侵食されていく過程が垣間見える。
▼画面左にOKストアが見える。壁面にはツタが這い始めているようだ。
なぜ急速にツタに覆われることになったのか原因はよく分かっていない。しかし、こちらのOKストアは新規移転を予定しており、ツタを取り払うなどしていないため、ここまで広がったようだ。植物の生命力には驚かされる。
なお、ツタに覆われた建物は世界各地に存在し、独特の存在感を放っている。
▼山梨県の勝沼・グレイスワイナリー。ワイナリーは温度管理のため、壁面緑化を行っているところが多い。
▼大阪の青山ビル。有形文化財にも指定されている大正時代から続く商業ビルで、この外観から観光スポットとなっている。
▼海外には、壁が草木で覆われた建物も多い。石造りの家だからこそ、ここまで植物に埋もれても大丈夫なのだろう。
▼赤い葉で覆われた家。一つのアート作品のような趣がある。
植物に覆われた建物というのは、どこか人里離れた雰囲気を漂わせる。秘境という印象を受けるのはそのせいだろう。廃墟や廃駅のファンは多く、もしかしたらこのような植物で覆われた建物も、今後注目されることがあるかもしれない。
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