廃駅の写真がジブリの世界すぎて感動!
netgeek 2016年7月13日
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廃墟や工場跡地などに、レトロな趣を感じるというブームが到来して久しい。そんな中、廃駅の写真がTwitterに投稿され、まるでジブリの世界のようだと話題になっている。
過疎の進行や産業の変遷により、役目を終えて廃線となった鉄道は日本全国にある。長らく人が訪れていない土地に、とあるTwitterユーザーが写真を撮るため足を踏み入れた。
▼トンネルを進んでいく。この時点でもう「千と千尋の神隠し」のよう。
▼苔むした石畳のホーム。ラピュタの世界を彷彿とさせる神秘的な空間だ。
虫の声と風の音だけしか聞こえない静寂に満ちた空間。そんな雰囲気をたたえた写真だ。廃駅マニアでなくても、思わず見入ってしまう。ちなみにこちらの廃駅は、1968年に全線が廃止となった豊橋鉄道田口線・三河大草駅とのこと。
この写真に呼応するかのように、廃駅マニアが次々と秘蔵の写真を投下した。
▼先ほどの苔むした駅と比べ、こちらは朽ちている感じが強い。
▼こちらは一転、美しさの際立つ廃駅だ。
▼トンネルの出口から見える、満開の桜。
▼桜のトンネルの先に本物のトンネル。人が滅多に来ないからか、静謐さを感じる。
思わず廃駅めぐりに出かけたくなるような魅力にあふれた写真だ。廃墟と同じく「人の気配から離れた一種の非日常」を味わうことが醍醐味なのだろう。
ちなみに、海外の廃駅もリサーチしてみたところ、日本と比べて何だかとてもスタイリッシュだった。
▼ニューヨーク地下鉄の廃駅。日本の趣深さと比べ、とにかくスタイリッシュ。
▼むき出しのパイプ。バイオハザードの世界観だ。
▼この独特のほこりっぽさが、アメリカなのだろう。
▼日本の廃駅で目立っていたのは草木だったが、アメリカではゴミが目立つ。しかし、写真ではそれもまた独特の雰囲気を演出するのに一役買っている。
ご紹介した廃駅のツイートは10,000回以上もリツイートされ、廃駅マニアであることをカミングアウトするリプライも多かった。潜在的に興味を持っている層も、かなりいるのだろう。もしかしたら、廃墟ブームの次に廃駅ブームがくる前兆なのかもしれない。
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