1億3000万円かけたオリンピック東京都ロゴ、全く同じものをニュージーランドの弁護士事務所が使っているのが見つかって終了
netgeek 2015年10月12日
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2020年の東京オリンピックに向けて東京都の良さをPRするために1億3000万円もの大金を投じてつくられた「&TOKYO」ロゴについて、海外の弁護士事務所が同じ形のロゴを使っていることが分かった。
こちらが舛添知事が発表した「&TOKYO」ロゴ。デザインは博報堂の永井一史氏が担当した。
「楽天のマークに似ている」「&の一部分をカットした意味が分からない」「これが1億3000万円!?」などという声が多数あがり、発表してから即座に大不評になったロゴだ。
netgeekでは、このロゴがフランスにあるメガネ店の「Plug&See」のロゴとそっくりだと報じた。
参考:オリンピックに向けて1億3千万円かけたロゴ、速攻でパクリが見つかる。デザイナーは五輪エンブレムで炎上した博報堂の永井一史
ただ、色と形が似ているというだけで、&を2つ重ねているところは合致しない。前回の五輪エンブレムのときのように訴えられるリスクはあるものの、権利的にはなんとか言い逃れができるレベルだった。
しかし、今回、ニュージーランドの弁護士事務所「JONES&CO」が全く同じロゴをすでに使っていることが判明した。
参考:JONES&CO
色、形、独特の&のマーク、完全に一致している。東京都は大規模な予算を使い、また期限を2週間延期してまで今度こそは問題が起きないようにと調査していたわけだが、発表からわずか数日でこの醜態を晒してしまったのだ。
比較してみるともう完全にアウト。しかもよりによって相手は法律のプロなので、訴えてくることは十分に考えられる。
パクリだと言われてもそうではないことは証明できない。前回の佐野研二郎氏のときと同じだ。
デザインを担当した永井一史氏は奇しくも佐野研二郎氏と同じ多摩美術大学で教鞭をとる教授仲間。
そしてその父親はオリンピック審査委員長の永井一正氏。ネットでは「コネでぐるぐると仕事を回しあって利権を貪っているダサい奴ら」と散々指摘されたのに、東京都・舛添知事はどうしてまたダサイクルメンバーに仕事を依頼したのか。一連のパクリ騒ぎを鑑みて無理にでもキャンセルすべきだった。税金を無駄使いしてこのざまか!!!!
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