「個人攻撃止めましょうよ」と佐野研二郎を擁護していたデザイナー、確たる証拠を目の当たりにして自分が攻撃し始める
netgeek 2015年8月30日
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佐野研二郎派と見られていた有限会社中島デザインの中島英樹氏が意見を180度変え、佐野研二郎氏の不正を糾弾し始めた。
時系列的で順に説明していこう。8/19、スペイン在住のデザイナーが扇のロゴを非公式にデザインした記事に対して、中島英樹氏は「汚い」とコメントしていた。
多くの人が佐野研二郎氏のものより圧倒的にいいと認めたのに、わざわざFacebookでネガティブなコメントを寄せたのだ。受賞歴もある中島英樹氏がどうしてこのような発言をするのかと一般人は理解に苦しんだ。
そして驚いたことに中島英樹氏に続いて多くのデザイナーたちが次々とネガティブなコメントを殺到させ始めたのだ。
参考:【炎上】絶賛された扇のオリンピックロゴに佐野研二郎派のデザイナーが一斉に反対意見を表明
あまりもの一斉のネガティブキャンペーンに何か裏があるのではないかと不審に思わざるをえず、佐野研二郎一派のデザイナーはここまでダサイクルだったのかとみんなが呆れた。
そして8/28になっても中島英樹氏は不自然に佐野研二郎氏をかばい続ける。
サントリーのトートバッグから、エンブレムの原案、展開例のイメージ図に至るまで完全にアウトな確たる証拠が多数見つかっており、皆が非難しているのにこのかばい方は変ではないか。同じ生業を仕事にする者として佐野研二郎氏の不正に憤りを覚えないのだろうか。
しかし2日後の8/30、「個人攻撃止めましょうよ」と周囲に呼びかけていた中島英樹氏は突然、自分が攻撃し始める側にまわった。そんなバカな!
netgeekの記事「【炎上】佐野研二郎エンブレム原案はヤン・チヒョルト展からパクったことが判明!同時に佐野研二郎が展覧会に行っていた証拠も見つかった!」を参照して「パクリ!」と言い切り、さらにコメント欄でも「パクリだ!」と追い打ちをかけている。素晴らしい手のひら返しで、見ている側としてはむしろ気持ちよくなってしまった。
確たる証拠、しかもタイポグラフィの巨人ヤン・チヒョルト氏のデザインが丸パクリされたのを目の当たりにしてさすがに怒りを覚えたのだろう。
このFacebook投稿にはさっそく「ついに中島氏も認めた!」と野次が飛んだ。
そしてやはりチヒョルト氏のデザインを劣化させてまで模倣したことに言及。プロとしてあるまじき行為だと非難した。同じデザイナーとして個人的な付き合いもあるだろうに、勇気を出して正直な意見を表明した中島英樹氏に敬意を表したい。
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