ラオスのダム決壊、韓国SK建設の53人は事前に異変に気づいて避難していた
netgeek 2018年7月29日
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SK建設がついた2つの嘘。
7月23日夜に決壊したダムについてSK建設は当初「ダムが決壊したのではなく、大雨でダムが氾濫した」「ダムは決壊しておらず、一部が壊れただけ」などと言い逃れの説明をしていた。
前回の記事:責任逃れの韓国SK建設「ラオスのダムは決壊ではなく一部が壊れただけ(意味不明)」
だが、これが嘘であることは見るからに明らかでSK建設は後に決壊の事実を認めた。これで多額の損害賠償金を払わないといけなくなるだろう。SK建設の株価はすでに急落している。
さらに異変に気づいた時点についてもSK建設は重要な情報を隠していることが分かった。まずSK建設の説明から紹介したい。
・決壊から24時間前の22日夜に副ダムの一つが破損し、流された
・ラオス当局に連絡し(時間は不明)、住民の避難を始めた
多数の被害が出た背景には、決壊から3~4時間前に避難勧告が出されたという連絡の遅さが原因となったとされる。しかし現場にいた韓国人労働者53人は全員が避難し無事だったのだ。なぜ現場の作業員はうまく避難できたのに、ラオスの地域住民は逃げ遅れたのか。
この謎を解く鍵は同じく現場で作業していた韓国西部発電の日誌にある。
・20日、「中央ダムで11cm沈下現象が起きた」と韓国政府に報告した
・22日、ダムの上部10ヵ所で沈下が確認された
・23日、午前11時にダムの上段が約1mも沈下。住民の避難を要請した
・23日、夜に決壊が起きる
なんと現場作業員らは20日の時点でダムに異変に起きていることに気づいていたのだ。3日間も避難する時間があるのだから十分だろう。SK建設はこの20日の時点で確認された異変を隠し、あたかも24時間前に突然異変が見つかったように偽装した。
専門知識のあるSK建設の人間は沈下を確認してダム崩壊を予知し、すぐに逃げないと命が危ないと理解した。だからこそ53人全員が無事だったのだ。
ラオスのカンマニー・インティラートエネルギー鉱業相は記者会見にて「基準に満たない低水準の建設が事故の原因となった」とSK建設の責任を追及する姿勢を示した。
ラオス国民はもう一生Made in Koreaを信用しないだろう。
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