【社民党の選挙ルール違反問題】netgeekがBUZZAP！のインチキ記事に反論する
netgeek 2016年6月29日|
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流れとしてはnetgeekが社民党の選挙ルール違反を2件記事にしたら、BUZZAP！がそれをデマと断定する記事を公開したというもの。
記事１：【炎上】社民党・増山れな、公職選挙法が禁止する「駅ホームでの演説」を行う
参考２：社民党の福島みずほ、公職選挙法違反を指摘されてダッシュで逃亡
BUZZAP！の偏向記事は「netgeekがネット上の「福島みずほ議員が公選法違反」デマに踊らされて公選法違反」
以下ではBUZZAP！の文章を紹介しつつ、一つ一つ反論していこうと思う。
（１）
ネット上のデマでが問題としているのは社民党の福島みずほ議員が駅構内でたすきをかけていること。（中略）あくまで禁止されているのは「演説及び連呼行為」であり、たすきを掛けることは禁じられていません。
・公職選挙法で禁止されている「演説及び連呼行為」について、どこからが演説、連呼なのかは判断が分かれるところであろう。握手しながら「福島みずほです」「福島みずほです」と言えば連呼なのか、「日本をよりよくするために清き一票をお願いします」といえば演説なのか。この点はグレーゾーンともいえる。
・しかし、皮肉にもこの文章はBUZZAP！が同じ社民党である増山れな氏の公職選挙法違反を認めたことになる。増山れな氏は明らかに駅構内にて演説を行っていた。BUZZAP！がその点に触れていないのはおかしい。
・福島みずほの公職選挙法違反がグレーであろうと鉄道営業法違反は確定。
第三十五条 鉄道係員ノ許諾ヲ受ケスシテ車内、停車場其ノ他鉄道地内ニ於テ旅客又ハ公衆ニ対シ寄附ヲ請ヒ、物品ノ購買ヲ求メ、物品ヲ配付シ其ノ他演説勧誘等ノ所為ヲ為シタル者ハ科料ニ処ス
鉄道営業法では要するに安全が優先される駅や電車にて、デモや選挙活動を行うことは危険と考え、禁止している。「演説勧誘等」の「等」の部分がどこまで含まれるのかは解釈が分かれるであろうが、法律が制定された背景を考慮すると、やはり望ましくない行為であることは明らか。票を獲得するために法の網をかいくぐるのはいかがなものか。また、増山れな氏は先述の公職選挙法に合わせてこの鉄道営業法でも違反が確定している。
（２）
違反しているというのはツイッター上の「名刺を配ってる模様」とされるツイッター上の未確認情報のみで、なんら証拠はありません。
http://buzzap.jp/news/20160629-netgeek-fukushima-mizuho/
・一般市民の目撃情報を「ツイッター上の未確認情報」と書くのは変ではないか。「見た」といっているのだから「確認情報」が正しい。未確認情報というのはUFOの話でもしているのだろうか？自分が導き出したい結論ありきで妙な表現を使うのはやめてほしい。証拠はないというが、目撃者の証言だけで十分であろう。
（３）
netgeekはツイートのブレた写真を見て福島みずほ議員が「ダッシュで逃亡」としていますが、元ツイートにすら「走って逃げた」という記述はありません。
http://buzzap.jp/news/20160629-netgeek-fukushima-mizuho/
・注意して腕を掴まれた人物は「逃げた」と証言しており、写真もアップしている。というより、そもそも問題はルール違反であり、走って逃げたか歩いて逃げたかはどうでもいいのでは？自分が好きな社民党がdisられて意固地になってあら探しをするのはやめてほしい。
▼「逃げました」とある。
（４）
以前SEALDsのTシャツパクリ疑惑で大恥をかいたnetgeekが再びデマに踊らされています。 2015年9月、SEALDsがSonic Youthの「Goo」のジャケットのパロディのデザインで作成したTシャツをパクリであると大騒ぎして散々大恥をかくハメになったnetgeek。
パクリだと事実を指摘することがなぜ大恥なのか？SEALDsはパクリデザインで販売まで行っており、完全に一線を越えている。「他にもパクってる人はたくさんいるから問題ない」という主張は通用しない。
▼SEALDsのパクリシャツ。
▼Sonic Youth（ニューヨーク出身のバンド）のオリジナル。
参考： 【炎上】SEALDsがオリジナルTシャツの販売を始めるもパクリデザインと判明し大炎上！
反自民党派でSEALDsが好きなBUZZAP！の深海さんはSEALDsを擁護したかったのかもしれないが、論の展開にかなり無理がある。偏っているにも程がある。
＊＊＊
以上をまとめるとBUZZAP！の記事はメディアとして公正中立な立場で書かれたものではなく、はなから社民党を擁護する目的で書かれたものであることは明らかだ。最も肝心な増山れな氏の公職選挙法違反・鉄道営業法違反に不自然に触れておらず、自分の都合のいい部分にのみ光を当てる報じ方はメディアとしては絶対にしてはいけない行為といえる。
▼BUZZAP！に載っているライター紹介。深海さんはDJ＆占い師で3年半も世界放浪していたそうだ。果たしてこの人の言説を信用していいのだろうか？netgeek編集部ではこのような経歴の人は絶対に雇わない。
また、このような極めて偏ったBUZZAP！の記事がライブドアニュースにも配信されて「社民党のルール違反はnetgeekのデマだった」と表示されているのに違和感を覚えた。ルール違反は事実だ。なお、JR東日本はこのような活動を決して黙認しているわけではなく、抗議すると表明している。
続き→電車内で名刺を配った福島みずほ、やっぱりルール違反だった。鉄道営業法35条「物品の配布・勧誘行為を禁ずる。違反者は過料（罰金）に処す」
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