【炎上】社民党・増山れな、公職選挙法が禁止する「駅ホームでの演説」を行う
netgeek 2016年6月28日
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今回、公職選挙法に違反したとされているのが、参院選東京選挙区に社民党から立候補した増山れな氏だ。
まずはこのツイートを見ていただきたい。すでに削除されているが、とんでもないことが行われている。
正直、目を疑った。あろうことか堂々と駅のホームで演説を行っているではないか。田端駅といえば、山手線と京浜東北線の乗り換えなどで、それなりに乗降客も多い駅。自分が迷惑になっているという自覚はないのだろうか。増山氏は、さらに山手線を移動しながら、複数の駅のホームで街頭演説を行った。
実際の動画を本人がアップしており、駅のホームで演説していたというのは、まぎれもない事実だ。そして、これは単なる迷惑行為というだけにとどまらず、公職選挙法に抵触している。
公職選挙法では「駅のホームでの演説」を禁止している。
(特定の建物及び施設における演説等の禁止)
第百六十六条 何人も、次に掲げる建物又は施設においては、いかなる名義をもつてするを問わず、選挙運動のためにする演説及び連呼行為を行うことができない。ただし、第一号に掲げる建物において第百六十一条の規定による個人演説会、政党演説会又は政党等演説会を開催する場合は、この限りでない。
一 国又は地方公共団体の所有し又は管理する建物(公営住宅を除く。)二 汽車、電車、乗合自動車、船舶(第百四十一条第一項から第三項までの船舶を除く。)及び停車場その他鉄道地内
三 病院、診療所その他の療養施設
「(電車の)停車場その他鉄道地内」において、「選挙運動のためにする演説及び連呼行為を行うことができない」と明確に記されている。グレーでもギリギリでもなく、増山氏の行動は完全にアウトだ。もちろん、上記ツイートに対し、すぐさま公選法に違反しているとの指摘がされた。
増山氏はまずいと思ったのか、該当のツイートをすぐさま削除。しかし、6月27日の時点で釈明コメントなどは発表されていない。過去にも、ヤバすぎる発言で物議を醸していた増山氏。そもそも増山氏に政治経験はなく、珍パフォーマンスで世間を騒がせてきた画家だ。
原発問題をめぐり、とんでもないツイートを行っていたこともある。
農家の方が見れば、怒りを禁じえない下品な発言を堂々としている。このような人間に、国政を任せても大丈夫なのかと不安になる。社民党は、何を思って彼女を候補者に選んだのだろうか。
さて、参議院選挙の投票日は7月10日だ。舛添要一前都知事の辞職をめぐる騒動を思い出しながら、冷静に投票しなければ困るのは自分たちだ。改めてそう感じた。
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