【速報】2ちゃんねる乗っ取り事件、東京地裁でひろゆき勝訴
netgeek 2018年6月24日
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2014年の記事:【速報】西村博之「2ちゃんねるは不法行為によって乗っ取られた!民事・刑事で戦う」
2014年の記事:ジム・ワトキンスが西村ひろゆきから2ちゃんねるの経営権を奪えた「ただ1つの理由」
2015年の記事:2ちゃんねるを乗っ取られた西村博之、ジムを訴えたので11月から裁判が始まると明かし、都合のいいときだけ司法の力に頼る
2ちゃんねるはやはり西村博之のものだった。
2ちゃんねる乗っ取り事件で、東京地裁判決が出まして、全面勝訴でした。
違法行為に携わってる方々や代理店の人もわしわし訴えていきますので、今後ともよろしくお願いします~https://t.co/xqirRmSfBc
— Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) June 23, 2018
2ちゃんねるのサーバー管理を請け負っていたNTテクノロジーの会長ジム・ワトキンスはいつの間にか2ちゃんねるが自分のものになったと誤解していたようだ。西村博之はシンガポールの法人「パケットモンスター」で訴訟対策を行っていたが、ペーパーカンパニーとばれ、その後ジム・ワトキンスに権限が移ったと見せかけることで訴訟を逃れていた。
そしてジム・ワトキンスの会社が金銭面で危なくなるとさらなるサーバー代を要求。西村博之は当初は従っていたが、ついに揉めて乗っ取りが起きた。
ジム・ワトキンス傘下になった2ch.netはその後、5ちゃんねる(5ch.net)に名前を変え、経営されていた。
注目すべきは西村博之がジム・ワトキンスに協力した人に対する法的措置を警告していること。
日本の法律では、違法行為に協力してる人は、共犯として扱われます。
たとえ、報酬を受け取ってなくても、共犯として、罪に問われます。 https://t.co/0nY5wfSCke— Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) June 23, 2018
西村博之は2014年の乗っ取り事件後、広告代理店のアキナジスタ株式会社がジム・ワトキンスに協力しているとして桐生直裕社長を名指しで批判していた。
参考:西村ひろゆきがアキナジスタ株式会社の桐生直裕社長に警告。「2ch.netに広告を出してジムを儲けさせるな」
その後、桐生直裕氏はアキナジスタ社長を辞任し、新たにイノベーティオ株式会社を設立したものの、すぐに倒産した。今後は5ちゃんねるが再び2ちゃんねるに戻り、元の運営体制に戻されるだろう。
最後に裁判関連の資料を載せておく。
▼東京地裁「ジム・ワトキンスは西村博之に112万8,000ドルを支払え」。ジム・ワトキンスは乗っ取りで約1億3,440万円ほど儲けていたということだろうか。
▼もともと2ちゃんねるのサーバー代は月2万ドル(約220万円)だった。
▼ジム・ワトキンスはサーバ管理は業務委託ではなく、西村博之との共同運営だったと主張した。しかし、認められず。
▼中尾がNTテクノロジーの経営を離れ、ジム・ワトキンスに交代した。ジム・ワトキンスは西村博之に対し「姉が病気になったから金がいる」などと言って金をせびり、払わないならサーバーを止めると脅していた。
▼ジム・ワトキンスは乗っ取り解除の金額として5万ドル(600万円)を要求した。西村博之は支払ったが、乗っ取られたままだった。
▼月2万ドルを超えて支払った部分は業務委託の関係を超えている。不当な請求だった。
▼余分に支払った分は返還を求めることができる。
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