Eテレが24時間テレビの偽善に喧嘩を売る
netgeek 2017年8月28日
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日本テレビで放送された「24時間テレビ」についてEテレ(NHK)がその番組内容に真っ向から疑問を唱えている。
バリバラは障害者目線に立った番組。感動を押し売りしないことで有名だ。
出典:https://twitter.com/MITSUBA_KOIWAI/status/901750483659792384 https://twitter.com/FOX_CHIEF/status/901752755403988994
障害者というと何かと目標に向かって懸命に頑張る姿がテレビで放映されるが、実際はそんなに純粋ではなく、楽をしたいし文句も言うのが実情なのだという。大半は問題なく日常生活をおくれているので障害を乗り越える必要性を感じておらず(そもそも努力してどうにかなる問題ではない)、できれば努力しないで生きていきたい。
バリバラではそんな障害者の無理をしない姿をありのまま紹介することで24時間テレビの感動を売るやり方に以前から疑問を唱えていた。
調査によると障害者の感動的な番組に喜んでいるのは一部の健常者のみで、障害者の9割は「嫌い」と感じていることが分かった。
これは非常に興味深い調査だ。要するに当の主役たちは日本テレビがやっていることは偽善と気づいているということだ。障害者だって普通の人間なのに、やたら感動を求められるようになってしまったのは24時間テレビの影響が大きいと言えるだろう。
明石家さんまとビートたけしが24時間テレビに出ないのは偽チャリティということを見抜いたから。
▼明石家さんまが「ギャラは寄付して」と伝えたら拒否された。納得がいかないビートたけしも出演を断った。
▼24時間テレビのスタッフが点字ブロックを踏みながら撮影している様子。これはまさに物事の真実を表している。
障害者が嫌う番組を健常者のためにせっせとつくる日本テレビ。ボランティアを装いながら金儲け優先で、出演者に高額なギャラを支払う余裕があるのに募金は視聴者から集める。こんなことではテレビはますます衰退していくだろう。
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