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【放送事故】24時間テレビで富士山に挑戦させられた両足マヒの子がどつかれているのが映る

netgeek 2016年8月28日
 

日本テレビが放送している24時間テレビにて映ってはいけないシーンが流れてしまった。テレビ局が感動を押し売りして金儲けに利用する裏側ではとんでもないことが行われていた。

富士山登頂に挑戦した両足マヒの菊池奏仁(そうじ)くん、なんと父親にどつかれている。

明らかにもう歩けないといった表情の奏仁くんに「おら!歩けよ!」と言わんばかりに激しく揺さぶり、座り込んでしまった後に頭を小突いて帽子を叩き飛ばしている。生中継ということで見せてはいけないシーンが全国に放送されてしまい、カメラ中継は慌ててスタジオに戻った。

両足マヒの子どもをなぜ富士山に登らせることになったのか。ここで番組の流れを確認しておきたい。

▼キャッチコピーは「両足マヒになんて負けない!」。奏仁くんは3年ほど前、サッカー合宿中に転落事故に遭い両足がマヒしてしまった。その後、リハビリを経てなんとか足を動かせるまでになった。

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▼弟の奏斗くん(9歳)と奏仁くん(12歳)。

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▼この日の富士山の気温は9度で雨も降っており、最悪のコンディション。それでもテレビなのでやらないといけない。2人の表情は明らかにこわばっている。

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▼登頂には浜口京子が同行。子どもは嫌そうなので、これは絶対に大人がやらせている。

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朝7時頃に1合目から出発し、途中で問題の映像が流れてしまった。奏仁くんは何度も「寒い」「足痛い」と悲痛な顔で訴えていたのに…。大人でも大変な富士山登頂を過酷なコンディションの中で両足マヒの子どもに挑戦させるのは正しいのだろうか?得をするのはテレビ局だけではないか。

その他、24時間テレビでは奇妙なシーンも流れていた。

▼お昼寝アートのはずが、子どもは明らかに合成。筋ジストロフィーの少女で感動作品をつくりたかったらしい。

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▼お母さんは確かに横になっているが、子どもはそこにはいない。一体何をやっているんだ…。

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明石家さんまが24時間テレビに出ない理由を紹介しておく。

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海外の本格的なチャリティ番組とは違い、日本のテレビ局がやっているのは障碍者を利用した感動ビジネスだ。だから出演者には多額のギャラを払っていることを隠しながら、一方では視聴者から募金を集めようとする。

ちなみに日テレ24時間テレビの裏ではNHKが『検証!「障害者×感動」の方程式』というタイトルで疑問を呈する番組を放送していた。

▼障碍者の9割が感動番組を嫌いと答えている点に注目。つまり番組は一部の健常者の勝手な満足にすぎないのだ。

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▼こちらは日テレ24時間テレビのスタッフが点字ブロックを踏みつけながら撮影している様子。まさしく番組の実態を表した象徴的な写真と言えよう。

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本来であれば「頑張って歩いたね」と褒められるはずなのに、どつかれた子が可哀想でならない。

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日本テレビはインチキ偽善番組を一刻も早く止めるべきだ。これまでは簡単に視聴者を騙すことができたかもしれないが、インターネットが発達した今はみんなが真実を知るようになってきている。

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