「共謀罪で逮捕するぞ」と野次を飛ばしたのは野党議員だった。辞任を求めていた左翼にブーメラン
netgeek 2017年6月17日
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問題のシーンをもう一度見てみよう。
— netgeek政治 (@netgeekPolitics) 2017年6月17日
まずはじめに福島瑞穂議員が後ろを振り返り、誰かを睨みつけている。
その直後、「共謀罪で逮捕するぞ」という野次が飛び、周囲の議員たちも一斉に笑い出す。
当初、野次は自民党議員が福島瑞穂議員に対して発したものだと思われていた。それゆえ左翼の連中は「共謀罪の乱用」「野次を飛ばした議員は辞職するべき」「辞任に追い込もう」などと批判の声をあげ、議員の特定作業を進めていた。
だが、有田芳生議員によると野次を飛ばしたのはなんと野党議員だったという。
参議院本会議、深夜。福島瑞穂議員に向かって「共謀罪で逮捕するぞ」とヤジが飛んだとツイッターで流布されていますが、事実ではありません。あれは某議員がくだらないヤジを飛ばす与党議員に向けて皮肉として発したものです。現認しています。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) June 16, 2017
ヤジはあったのです。しかし福島さんに向けてのものではありません。与党の議員も共謀罪の対象になるよ、そんなヤジでした。事実を確認しない報道の問題です。 https://t.co/hDDTnoNSTk
— 有田芳生 (@aritayoshifu) June 16, 2017
正しい流れはこうだ。福島瑞穂議員が発言する→自民党議員が何か煽りの言葉を投げつける→福島瑞穂議員が後ろを振り返って無言で睨みつける→野党議員が参戦して自民党議員に対して「共謀罪で逮捕するぞ」と反論。
つまり自民党が共謀罪を成立させたにもかかわらず、その自民党議員が共謀罪で逮捕されるというところが見事にオチがついており、周囲はそれに笑ったのだ。
辞任を求めていた人たちにとってはとんでもないブーメランになってしまった。
しかしそれにしても都合が悪いことは黙っておけばいいのに、わざわざ不必要な情報を提供する有田芳生議員はおかしい。
尊敬する福島瑞穂議員がディスられたと誤解されているのが我慢できなかったとかそういうことだろうか。それとも野次を飛ばした議員のことが嫌いで真犯人がいると垂れ込んだということか。
いずれにせよネット上では野次を飛ばした議員の特定作業が進んでいる。声に心当たりがあるという人が何人かいるので名前が出るのはもう時間の問題だろう。