【悲報】すき家のバイト、ワンオペに疲れて寝ている
netgeek 2017年4月1日
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ブラックな労働環境が炎上し、店舗の一時休業が相次いだゼンショーグループすき家。スタッフを酷使する劣悪な環境は今もなお改善が図られていないのかもしれない。
夜遅く、すき家を訪れたところなぜか店員が出てこない。ふと店内を見渡すと信じられない光景が目に飛び込んできた。
▼なんと制服を来たバイトらしき若者が客席に座って寝ている!
▼壁に頭をつけ、体を持たれかける様子からは深い眠りに入っていると思われる。帽子もつけたまま。
見たところ外国人だろうか。すき家を訪れた男性はこの店員さんを起こすのは気の毒と思い、そっと店舗を去った。ブラック企業と盛大にバッシングされた後、炎上騒動は一旦落ち着いたものの、やはり現場の過重労働は今も続いているようだ。
同じような事件は過去にも起きていた。
(1)店員が出てこないので不審に思い、厨房を覗くとなんと横になって寝ていた。
(2)食器洗いが追いつかない店内。1人で店を回さないといけないワンオペはやはり大変なのだろう。
(3)こちらも食べ終わった食器が放置されたまま。
(4)椅子や床にまで置かれているのは新規客にとりあえず席をつくるため。洗っている暇はないからどかせるだけ。
他店では信じられないような状況になっているのを見るに、やはりすき家のオペレーションにはまだ根深い問題があることは間違いない。人件費を節約することを諦めて2人体制にすればいいのに現場では依然としてワンオペがまかり通っている。
ゼンショーホールディングス、直近5年の株価推移。
ゼンショーにとってはすき家は多数あるチェーン店のうちの一つに過ぎないので株価にはさほど影響していない。しかしだからこそ経営陣が優先度の高い問題と捉えていないという恐れは強い。
店内で寝ていたスタッフは決してサボっているわけではなく、体力の限界だったのだと思う。牛丼の安さはスタッフの屍の上に成り立っているということを改めて実感した。
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