和田アキ子「清水富美加は月給5万?私は3万だったよ!文句言うな!」←当時の3万円は現在の20万円だ馬鹿者
netgeek 2017年2月22日
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和田アキ子「清水富美加は月給5万円で文句言ってるけど、私のデビュー時は3万円だったよ!どんだけ辛かったか!」
和田アキ子は自分の過去と照らし合わせて仕事をバックレた清水富美加が甘えすぎていると糾弾する。さらに直近では清水富美加が22歳の若さで年収1,000万円に達していたことにも触れ、到底理解しがたい行動だと怒りを露わにした。
しかしながら視聴者からは「物価が違うじゃないか!」という指摘が相次ぐ。
和田アキ子がデビューしたのは1968年。当時の大卒初任給は30,600円が平均だった。現在の初任給は20万円前後。つまり現在の物価に換算して考えるなら、和田アキ子は20万円を貰っていた過去の自分と、5万円しか貰っていない清水富美加を比較してバッシングしていることになる。
これがとんだずれた批判であることは言うまでもないだろう。平均的な大卒初任給を貰っておきながら「どんだけ辛かったか!」と文句を漏らすのは自分の浪費癖に原因があったということで決着が着きそうだ。
お金がないと訴える人ほどお金を使っているものなのだ。
少なくとも清水富美加については、本当に貧相な生活を強いられていたことが分かっている。
事務所が負担していたという住居はまさかの6人暮らしであることが分かった。しかも自分の部屋は二段ベッドが置かれた相部屋。これではプライベートはないに等しい。当時の清水富美加は生活費にすら困り、電車賃を節約するために少し前で降りて歩いて帰宅していた。
奴隷のような扱いを受けてレプロの社長を恨むのも無理はない。
「芸能人は芸能事務所に所属していても個人事業主扱いを受けるため、月給5万円でも労働基準法違反ではない」という声も飛びかかっているが、一方で「実質的に雇用なので違反」という専門家の指摘があるのもまた確か。
レプロはこのような負い目があるから法的手段に出られないのではないかとも言われている。同じくレプロから逃げた能年玲奈についても同じような扱いがあったのかもしれない。「能年玲奈」という名前は本名であるにもかかわらず、事務所から権利を取り上げられ、現在は「のん」と名乗っているというのはあまりにもひどい話だ。
清水富美加の書籍「全部、言っちゃうね」はまさに賛否両論。
Amazonのレビューは最低評価と最高評価が真っ二つに割れている。電通の過酷な労働環境が問題視されたときは「本当に無理なら逃げればいいのに」という声が飛び交ったが、実際に逃げた清水富美加に対してはなぜか「逃げるな」という説教が聞かれる。
本人が感じたことは本人か、あるいは似たような経験をした人にしか理解できない。とんだ勘違いで清水富美加を批判した和田アキ子はもはや論外としか言いようがない。
和田アキ子「あの頃は~」 清水富美加「は?」
全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~
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