【流出】パチンコ店の店長がサクラを勧誘。あっさり特定へ
netgeek 2017年2月5日
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手口は高設定の台にサクラを座らせ、報酬を山分けするというもの。
店長だからこそ知りうる情報を悪用して懐を肥やしていた。これは明らかに店に対する裏切り行為であり、また同時に顧客の信頼をも失う行為だ。まさかこんな馬鹿なことをやってしまうとは…。店長は当初、特定を避けるために店名などを隠していたが、簡単に特定されてしまった。
流出したメッセージのやりとり。
(1)「遊ぶ金欲しさでサクラを雇っている」
(2)店の名前は秘密だが、大阪市鶴見区にある。
(3)うまく誘導し写真をGETすることに成功。
(4)店長の勧誘はしつこく続く。
その後、同じ服を着ていた店長の写真が店舗やネット上で見つかり、あっさりと特定されてしまった。宮脇という名前まで出ているところが痛い。
宮脇店長はこれまで、尼崎店、江坂店、横堤店で副店長を経験し、寝屋川店グランドオープンを担当。西中島店で4代目店長となり、今回新たに横堤店2代目店長を任されていた。
メッセージの続き。
(5)これまでお金を持ち逃げした人はいない。
(6)「もし持ち逃げしたら顔認証システムで全国指名手配です」
(7)これまでの実績としては8ヶ月で180万円儲けた人も。
(8)取り分は半分。
(9)儲けたお金は車に置いておくことでやりとり。
(10)待ち合わせ場所まで来た店長。
(11)待ち合わせ場所で立っている店長の写真。
問題行為があったのはベラジオ横堤店で、店長は以前からこの手口で小遣い稼ぎをしていたと思われる。パチンコ利用者にとっては半ば都市伝説のサクラが実在すると分かったのは衝撃的な事実だろう。
ベラジオは炎上の最中で従業員による不適切な行為があったと謝罪した。
現在、事実関係の確認を行っており、店長に対する処分は今後決めるという。ベラジオ(資本金1,000万円、吉田拓明代表)は店舗拡大を積極的に進め、2010年の売上299億円を2015年に465億円にまで伸ばしていた。
▼ベラジオ横堤店公式Twitterはアカウントに鍵をかけて非公開にしてしまった。
今回、あるまじき不正が発覚したことで客足は遠のくことになるだろう。客の信頼を取り戻すには確かな再発防止策が実施されることが望まれる。
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