「鳥取県でインド６弱」はコラだったのか？投稿者のその後を調べてみた
netgeek 2016年10月22日|
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鳥取県で大規模な地震が起きた直後、NHKが「震度」と「インド」を間違えたとキャプチャ画像が拡散された件について、画像はコラだったのではないかという指摘がなされている。投稿した男性のその後を追ってみた。
まずはこちらが2万もリツイートされた投稿。
NHKの公式HPに「インド6弱」と表示されている。震度とインドを間違えるといういかにもありそうでありつつもユニークなミスに多くの人が注目を集めた。だが、後にこれは投稿者の「いち」さんが画像加工でつくったものなのではないかという疑惑が浮上する。
その後のいちさんの投稿を見てみよう。
▼続けて投稿された画像。2004年の毎日新聞「北海道でインド5強」
▼「この画像はコラで、つくったのはいちさん？」という質問に対して、「2ちゃんねるで拾った画像」と回答。
▼おそらく本物。
▼ちなみにこちらはコラと言われている。毎日新聞のミスに便乗してつくられたという説が濃厚だ。
いちさんはこの時点で「鳥取県でインド６弱」が自分でつくったコラだったかどうかは明言していない。その後、ウェブメディアの「ねとらぼ（ITmedia）」は2万リツイートされた画像がコラだったと断定して報じた。その根拠は記事内には書かれていないが、もしかするとNHK側に直接確認したのかもしれない。
報道を受け、いちさんはねとらぼに激怒する。
「次のツイートで謝ってる」というのは「3年前のネタでした。すいませんでした」という投稿のこと。いまいち真意がはっきりとしないのだが、3年前に震度とインドを間違えるネタがあったのでそれに便乗して今回、コラをつくったということだろうか。
画像加工技術が発達して誰でも簡単にコラ画像がつくれるようになった今、真贋を見抜くのは難しくなっている。今回の一件については災害にかかわるデマということで一部で批判の声もあがっているが、一方で「日本中を釣ったいちさんは釣り師として一流」とそのセンスを賞賛する声もあがっている。
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