「慶應広告学研究会の中心メンバーはTehuだった」というとんでもないデマが流れる
netgeek 2016年10月15日
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これはまさかの事態。Smartlistの問題記事は2つ見つけることができた。
1つ目。真ん中にTehuがいる写真を広告学研究会として紹介。真ん中に写っているのでTehuがリーダーのように見えてしまう。
問題記事1:慶応大学 広告学研究会の不祥事メンバーが画像流出で特定?文春と新潮が隠蔽された真相を暴露
2つ目。やはり同じ画像を使っている。これはひどい。
問題記事2:慶應広告研究会の不祥事は海の家で…加害者メンバーの画像と名前は?(魚拓)
Tehuは知る人ぞ知る有名人で、一時期「スーパーIT灘高生」「天才灘高生」などとマスコミに特集が組まれたので知名度は高い。灘高を卒業した後、TehuはAO入試で慶應大学SFCに進学したものの、リア充に馴染めず、まだ1年生ながらにして2年続けて留年している状態だ。
それゆえ、Tehuがリア充の巣窟である広告学研究会に入っているという情報は眉唾ものだ。netgeek編集部では詳しく調査し、Smartlistが掲載した写真は誰かがイタズラでつくったコラということを突き止めた(というより、元から知っていたが…)。
元の写真はこちら。
▼ワンピースの海軍大将にそっくりと言われたたオラオラ系写真。慶應大学のイメージとはかけ離れている。
▼そしてこちらが雑コラ。画像加工が荒く、よく見るとTehuだけ浮いている。
▼素材として使われた元の写真はこちら。ジーンズを履いているので、短パンの足部分は合成でくっつけたのだろう。
Tehuにとっては大変ショックな誤報だ。このやばいデマを流したSmartlistについて調べたが、運営者情報は一切非公開で、ドメイン情報もWhoisプロテクトがかけられている状態だった。運営開始は2016年3月からでサイトデザインからは素人感が漂う。
なお、過去にはデヴィ夫人が同じようにコラージュ画像に騙され、「チャリで来た」の少年をいじめ事件の主犯としてブログに掲載してしまったことがある。
この件についてデヴィ夫人はその後、「名前や勤務先などを掲載しましたが、その方は全く無関係であったことが判明致しました」と訂正し、謝罪記事を公開した。デヴィ夫人が掲載した写真は極度の雑コラだったのにどうして気づくことができなかったのだろう…。
さて、数々の不祥事を起こして学長の怒りを買い、ついには解散させられた慶應広告学研究会。慶應の伝統あるミスコンを中止にしたとしてその衝撃は大きく、多数のメディアで取り上げられている。この一件とTehuは全くの無関係ということを改めて知ってほしい。Smartlistは早く記事を削除するなり訂正するなりして謝罪文を公開したほうがいい。