【炎上】ディズニー公式アーティストが日本人の作品を丸パクリ。素材ありがとねハハッ
netgeek 2016年10月4日
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権利関係に異常にうるさいディズニー法務部の動きが気になる事件だ。日本人がファンアートとしてネット上で公開したミッキーとミニーのイラストがディズニー公式アーティストにトレース(なぞり書き)され、パクられたことが分かった。
もはや完全に同じ。驚くべきパクリをご覧あれ。
▼DF11月号のドリームアートワールドのページに掲載されたイラスト(パクリ)。
▼日本人が2013年にネット上で公開したイラスト(パクられ)。2013年11月18日にpixivに、2013年11月19日にdeviantARTに公開した。名義はそれぞれ、「チコ*」と「chico-110」。
一見するとただの似たような構図のイラストという印象を受けるが、実際に描いた人によるとこれはなぞり書きされたものだという。権利者のチコさんはTwitterでこの不正を告発した。
▼左右反転させてみて改めて比較。確かにこれは偶然の一致では済まされない…。ちなみに画像を重ねると線が完全に同じところを走っているのが分かる。
▼問題のイラストはディズニー公式アーティストによるものなので、Instagramの「magical_art_gallery」というディズニーのアカウントにもコピーライト表記が入れられて投稿されている。「One Time Moment」という作品名らしい。
このイラストを描いたのはアメリカ在住のジョエル・ペイネ氏。
作品を見る限りでは画力がかなり高く、素人のイラストをパクるような人には思えないのだが、この不祥事についてどのように説明するのかが気になるところ。「部下が勝手にやった」「パクリではない。偶然似ただけ」、あるいは沈黙を貫くあたりが、予想される反応か。
チコさんは現在、困惑しつつもディズニーに販売差し止めを求めたり、ジョエル・ペイネ氏に直接連絡をとったりすることを検討している。
ただし、ファンアートは許可を得ていない者が勝手に描くものなので、その点はチコさんにも非があるのは確か。この問題についてディズニー法務部はどう動くのだろう。普段は厳しいディズニー法務部も、公認アーティストがやらかしてしまった不祥事については緩い対応をとるかもしれない。
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