【炎上】インドレストランshantiの従業員からSOS 「2年間賃金支払われていない。助けて」
netgeek 2016年6月16日
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Twitterに衝撃的な内容の掲示が投稿されて話題になっている。インド料理レストラン「shanti」が突然、店舗閉鎖を決め、従業員は解雇。さらに賃金が過去2年間に渡り適切に払われていないという内容だ。
問題の掲示はshanti南大塚店と駒込にある北店に貼り出されていた。簡潔に書かれた文面から困窮した状況が伝わってくる。
▼こちらが問題の掲示。
▼駒込にある店舗でも全く同じ内容のものが貼り出されていた。
▼shantiはよくあるインドカレーの店構え。行ったことがあるという人もいるはずだ。
shantiは、駒込、巣鴨、大塚などに5店舗を展開するチェーンのインド料理レストラン。外国人の就労環境の悪さはたびたび問題になっている。もし従業員の告発通りなのだとしたら由々しき事態だ。そして、さらにnetgeek編集部で調査したところ告発はこれだけではないことが分かった。
6月14日に「シャンティ スタッフ一同(@support4shanti)」という名前でTwitterのアカウントが作られ、困窮している状況が報告されている。
▼全額支払われていなかったということではなかったようだが、月20万円の契約で月に4万円しか支払われていないとは…。
▼さらに経営者が不適切な税務処理をしていたことを訴えている。
▼6月20日に店舗が閉鎖されると寝泊まりする場所がなくなってしまう。真面目に働いているにもかかわらず、店側に搾取されているので金銭的にかなり苦しい状況なのだろう。
投稿されたツイートを見るとすでに労基署とは連絡を取っているようだ。しかし、他国の法律を理解するのはかなり難しく、その国で育った人であれば当たり前に耳に入ってくるような情報を知らなかったりする場合もあるものだ。今回の投稿は氷山の一角で、まだまだ同様に劣悪な状況で労働せざるをえない雇用者がたくさんいるに違いない。
参考1:【流出】外国人実習生を奴隷として雇うことをオススメするFAXが届いている実態
参考2:茨城の漁協に入るインドネシアの研修生たちに日本の闇を垣間見る。5時半起床で月10万円。
弱い立場の従業員がみんなに助けを求めている今、せめてこの事実を広めることが不当な経営をしている経営者への対抗策になるのではないだろうか。突然クビになって給料も貰えない従業員が気の毒でならない。