日経新聞の内部にラッパーがいると話題に
netgeek 2016年5月1日
|
ビジネスマンの重要な情報源である日本経済新聞が記事タイトルでラップを始めたと世間の注目を集めている。百聞は一見にしかずということで早速記事を見て欲しい。
これが見事に韻を踏んでいる日経ラップだ!なんだこれは!?
出所:@lynmockさん
技術革新、触診ときて最後に「記者も感心」と入れたところからかなり狙っている感が窺える。こちらは正確には日経産業新聞の記事のようだ。普段の仕事に飽きてきた編集部が少し遊び心を加えてみたのだろうか。
だが日経公式Twitterは単なる偶然と説明。
限られた文字数で内容を伝えようとすると意図せずしてラップのようになってしまうことはままあるのだという。ということで日経は決してラップを始めたわけではなかった。あくまでただの偶然だ。
ではこのようなことはよくあるのか?調べたところ2015年にもラップタイトルがリリースされているのを見つけることができた。
こちらは本格的なリズムに乗せやすいリリックで小気味良いフレーズがやけに記憶に残る。東芝、富士通、VAIOが統合するという内容もインパクトが強く、とても興味深い記事だ。もうこのタイトルだけでかなり面白いのでシェア数は普段より格段に伸びることだろう。
実はこのときも「日経にラッパーがいる」と話題になっており、日経Twitterは故意ではないと否定していた。
真面目な路線を行く日経新聞はそもそも見出しでこのような遊び心を加えること自体よくないとされる風土があるのかもしれない。実際のところ、故意か偶然かは実際に見出しをつけた記者にしか分かるまい。もっとも、読者をはじめ一般人はこのラップ見出しに大盛り上がりし、結果として非常に良い宣伝になったのであった。ニュースペーパーの内部にラッパー、読者に激震、興味津々、日経新聞ご乱心。