イソジンのカバが権利関係で揉めた結果、落書きみたいになって笑った。しかもゴクゴク飲んでる。
netgeek 2016年4月8日
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アメリカの製薬会社ムンディファーマが明治との提携を打ち切り、日本に子会社を設立して塩野義製薬と共にイソジンの独自販売に乗り出した件で、長年愛されているカバのキャラクターが変更になったことが分かった。
新旧のデザインを比較してみてみよう。
▼まずはみんなが知っているカバのキャラクターがかわいい明治のイソジン。親子そろってうがいをする様子を見るとほのぼのする。
▼そしてこちらが新しいイソジン。なんとニセモノみたいになっているではないか。カバは3匹に増え、なぜかイソジンをゴクゴクと美味しそうに飲んでいるように見える。
明治とムンディファーマは互いにパッケージのキャラクターが似ているとして訴訟で争っており、3月に非公開の条件で和解していた。明治が引き続き従来のキャラクターを使用している事実から察するに、「イソジン」という商標のみムンディファーマのものと認められ、カバのキャラクターは明治のものと判断されたのだろう。
なお、明治は「明治うがい薬」として引き続きカバのロゴを使って販売を続ける。
元々手を組んでいた2社がライバルになるとは…。ムンディファーマのイソジンは現在、上戸彩を使った宣伝をTVやYouTubeで大規模に流しており、また、「君、なに人?わたし、イソジン。この春から、イソジンはムンディファーマとシオノギヘルスケアがお届けします」というメッセージ広告を展開している。
▼親父ギャグのようなダジャレにネット上では大変話題になった。
参考:イソジンが億単位の予算をかけて展開している広告がしょうもなさすぎて好きと話題に
あなたはパッケージのカバのキャラクターかイソジンという表記、どちらを見て商品を選ぶだろうか?
やはり見慣れたキャラクターの存在感は大きく、さらにムンディファーマのほうのカバは絵のクオリティが低すぎてインチキ商品に見えるため明治のほうが有利なように思える。ただ、このデザインは今後改善が加えられる可能性が高い。いっそのことカバはやめて全く新しいキャラクターをつくったほうがよさそうだ。