イソジンが億単位の予算をかけて展開している広告がしょうもなさすぎて好きと話題に
netgeek 2016年4月3日
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うがい薬のイソジンが駅や街中で大規模に展開している広告があまりにも奇抜だと注目を集めている。通常、広告といえば商品の良さや差別化ポイントなど何らかのメッセージを伝えるものなのだが、イソジンは攻め方が違った。
これが今最も日本人の注目を集めている広告だ!!!
どデカく広告を掲載したと思ったらただのダジャレで史上最強にしょうもない。しかし、なぜかやけに記憶に残ってしまい、つい誰かに「君、なに人?わたし、イソジン」と使いたくなってしまうところがポイントだ。
この広告はイソジンの権利を持つムンディファーマ株式会社が 4/1からシオノギヘルスケア株式会社と提携してイソジンの販売を行うことを告知する目的で設置されたもの。
イソジンのうがい薬といえば明治のカバのマークが目印の商品が広く認知されているが、実はあれはムンディファーマ株式会社のブランド商品を提携して売り出しているだけ。この度、ムンディファーマの日本法人ができたことに伴い、提携先をシオノギヘルスケアに変えて新たに販売を始める。
なお、明治は「明治うがい薬」という商品名でうがい薬を販売し続ける予定。消費者は商品を選ぶにあたってカバのマークで選ぶのか、それともイソジンという名前で選ぶのか注目されている。
さて、このダジャレ広告は一体どれだけ掲載されているのか。ざっと調べたところ確実に億単位の予算がかかっていることが分かった。
▼ビルにも。
▼プラットフォームにも。
▼こんなところにも。
▼端的なキャッチフレーズは目を引く。
▼ここにも。
▼どんどん見つかる。
▼ここまでやったら話題になるに違いない。
販売元が変わるうえに明治がオリジナルの商品を売り出すライバルになるということでムンディファーマは相当気合を入れて広告を展開していることが分かる。「君、なに人?わたし、イソジン」。ずいぶんと記憶に深く刻み込まれてしまった。