朝日新聞デジタルも安倍総理の発言を捏造。これで「紙面のスペースの都合上」という言い訳はできない
netgeek 2016年3月20日
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前回の記事:【炎上】日テレに続いて朝日新聞も安倍総理の発言を印象操作。「こんな」をなくして正反対の意味に捏造
まずは紙面の確認から。「こんな」を省くことで悪い意味に解釈できるよう誘導している。
まるで安倍総理が「選挙のためだったら何でもする。誰とでも組む」と言ったかのように捉えられてしまう表現は、悪意がなくとも載せた時点で報道機関として失格だと手厳しい意見が飛び交った。ただ、一方で紙面のスペースが限られている都合上、やむを得ずこうなってしまったのではないかという声も聞かれた。
しかしながらそうではなかった。朝日新聞デジタルもなぜか同様に「こんな」を省略しているのが見つかったのだ。
安保政策などで主張が異なる民主、共産両党が参院選に向けて協力を進めることについて「選挙のためだったら何でもする、誰とでも組む。無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と訴えた。首相の批判に対し、民主の岡田克也代表は13日、「参院選直前に(低所得の高齢者に)3万円を配るような恥も外聞もない政権に負けるわけにはいかない。自公対国民の良識(の戦い)だ」と反論した。
これではもはや言い訳はできまい。安倍総理の印象操作についてはすでに誤ったテロップをつけた日テレが炎上しており、朝日新聞の記者もそのことを知っていたはずだ。にもかかわらず、堂々と同じ手法に手を染め、さらに今もなお修正を行っていない。
▼日テレの誤ったテロップ。
▼日テレはその後謝罪した。もっとも、変な改行と「こんな」を省いているせいで正しい訂正になっていないのだが…。
参考1:【速報】日テレが悪質なテロップで安倍総理の印象を操作して大炎上
参考2:【衝撃】安倍総理の発言を捏造した日テレ、お詫び訂正でも改行を巧みに使って悪あがき
ちなみに他の新聞社のサイトも調べたところ、きちんと正確に報じており、悪質なことをしたのは朝日だけということが分かった。
▼産経。ちゃんと「こんな」が入っている。スピーチ通りの文言で問題なし。
安倍晋三首相(自民党総裁)は13日の党大会で、4月の衆院北海道5区補欠選挙と夏の参院選を見据えた民主、共産両党の協力に関し「選挙のためだったら何でもする。誰とでも組む。こんな無責任な勢力に負けるわけにはいかない。政治に、国民に責任を持つ自民党、公明党の連立政権対民主党、共産党、民共の勢力との戦いになる」と述べ、勝利に向けて決意を示した。
http://www.sankei.com/politics/news/160313/plt1603130020-n1.html
▼読売。安倍総理の言葉を「誰とも組むという無責任な勢力…」という表現にし、誤解を招かないよう工夫している。こちらも問題なし。
首相は昨年成立した安全保障関連法に触れ、「共産党と手を組んで民主党が廃止したら、せっかく強化された日米同盟の絆は大きく損なわれる」と指摘した。その上で、「選挙のためだったら何でもする、誰とも組むという無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と語気を強めた。
こうして比較してみると同じ新聞社といえどもずいぶんと報道のスタンスに違いがあることがわかる。朝日はどうして「こんな」を省いたのか。その答えは自明であろう。そして回答もできないだろう。
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