【炎上】84歳男性「1万円のステーキをご馳走になるより現金3千円を選ぶ若者が多いのはおかしい。不幸だろ!」
netgeek 2015年12月22日
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あなたは1万円のステーキをご馳走になれるか、現金3千円を貰えるとしたらどちらを選ぶだろうか?Twitterを使っている84歳の男性が問題提起した一つの意見に「あまりにも感覚がズレている」と多くの声が殺到している。
そのツイートというのがこちら。「ステーキを選ばない若者は間違っている!正しいのは俺の意見だ!」
このTwitterユーザー「@chinnsan」さんは1931年生まれで中学2年生のときに敗戦を経験した84歳。テレビで放送された実験番組を見て3千円を選ぶ若者が多いことにひどく違和感を覚えたという。しかし、Twitterの反応は「知らない人とステーキ食べたくないに決まってるじゃん」「老害の説教聞きたくないんだよ」「そりゃ自分の時間を大切にしたいよ」などと反対意見が相次いだ。
意図せずして炎上してしまったにもかかわらず、84歳男性は自分が正しいという前提で「皆さんは立ち直れる時間がある」と説教を始める。
昔は大勢の家族や近所の人と付き合って生きてきたのに、今の若者が人との付き合いを避けるようになったのを「熟成社会のアザ」と表現し、「金には無意味な側面もある」と説く。どうやらステーキを食べながらそこでの出会いや会話を大切にしてほしかった様子。間違ったことは言っていないが、若者の気持ちがわかっていない時点でかなりズレてもいる。
なお、その後さらに反対意見が相次ぎ、84歳男性は「ステーキをおごる人は同席しない」という条件に話をすり替えてしまった。
いや、それでは当初の話と違うではないか。ずいぶんとバッシングされたので自己防衛のために後付けで条件を変えたとしか思えない。こういった行動もまた、現金3千円派を怒らせる結果となってしまった。
その後、しばらくたっても結局議論は平行線のままで、若者と老人が相容れることはないままだった。男性は、1万円のステーキを選ぶことこそ正しいと意見を曲げない。
なお、このような価値観が合わないときによく吐かれる「最近の若い者は…」という言葉は古代エジプトの粘土板でできた書簡にも象形文字で書いてあったという逸話がある。いつの時代も頭の堅くなってしまった人には、新しい価値観を持つ若者は受け入れにくい存在だったことは間違いない。
人生哲学にもかかわる問い。今一度深く考えてみてほしい。
あなたは1万円のステーキと3千円の現金、どちらを選ぶ人生を歩むだろうか。
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