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【炎上】五輪エンブレム審査委員が佐野研二郎の当初のデザイン案を初公開するも、Tじゃないうえにダサすぎて泣ける

netgeek 2015年8月28日
 

五輪公式エンブレム審査委員代表の永井一正氏(86)が佐野研二郎氏の当初のデザインは今と違うもので委員会で修正したと発言したことに関連して、原案となった初めのデザインを公開した。

ベルギーが王立劇場の名誉を守るために最強弁護士をつけて訴えを起こしてきたので、とにかく身の潔白を証明したいようだ。これまでメディア露出を控えてきた永井一正氏が取材に応じた。

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単刀直入に聞くと、佐野研二郎氏がコンペに応募した五輪エンブレムはもともと今とは雰囲気の違うものだったので、真似したはずがないという答えが返ってきた。では元のデザインとはどのようなものだったのだろうか。

それがこれだ!なんじゃこのちんちくりん…。ダサすぎて驚愕…。

sanokne_firstdesign

永井一正氏は「最初に審査したときは右下の部分がなかったのでパーツは同じだが、ベルギーリエージュ劇場のロゴとは全く似ていなかった。デザインを変更した理由については、元となるTのマークがあまりにも一般的すぎて商標上問題があるかもしれないからと考えたため」と説明する。

そしてこの経緯の説明に対して佐野研二郎氏は「永井様の発言に間違いはありません」と全面的に認める回答を寄せた。

しかし、netgeek編集部はどうしても納得がいかない。疑惑が持ち上がったとき、佐野研二郎氏は「TOKYOのTを意識してつくった。原案となったアルファベット一覧もある。そもそもコンセプトが違う」と証拠まで出してきたではないか。

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この一覧の中にあるTはすでに修正後のものとなっており、これは大きな矛盾点と言わざるをえない。皮肉にも、パクリ疑惑が浮上してから慌ててつくったものという裏付けになってしまった。それにそもそも原案のデザインはTの文字にすら見えない。絶対におかしい。慌てて言い訳するから整合性がとれなくなるのだ。

訴えを起こしたベルギー劇場のデザイナー、オリビエ・ドビ氏はこの新事実開示を受けて「元の案に戻せば異論はない」と発言している。

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ベルギー側の要求は金銭ではなく、あくまでエンブレムの使用停止。とにかく王立劇場とそっくりなロゴを使わないでほしいという切実な願いだけなのだ。佐野研二郎氏のデザインについては日本国民の多くの人たちが異論を唱えているのでもう一度選考しなおせば丸く収まるはずだ。

しかし、永井一正氏は自分が手を加えて修正したロゴでいくと強硬に主張を変えない。佐野研二郎氏以上にやっかいな人物だ。

sanokne_firstdesign1

周囲に迷惑をかけてまでこだわりを貫き通すとは困った人としかいいようがない。そもそも審査委員についてはコネだらけで、お互いに仕事を融通し合う「ダサイクル状態」になっていたというから人選からして問題があったに違いない。とにかく騒動はまだ続きそうだ。

続き→【炎上】オリンピック委員会が佐野研二郎の原案を披露してさらに墓穴を掘る

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