五輪デザイナー佐野研二郎に画像を使われた権利者が「びっくりしました。盗用…」と発言してパクリが確定
netgeek 2015年8月11日
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2020年東京オリンピックのエンブレムに盗作疑惑が持ち上がったことで炎上している佐野研二郎氏にまた新たな不都合な真実が明らかになった。
まずはこちらをご覧頂きたい。サントリーがキャンペーンを実施している佐野研二郎氏デザインのトートバッグがもらえるキャンペーンだ。
このうち、右側のフランスパンが個人ブログから画像を拝借して無断で使っているものなのではないかという疑惑が持ち上がった。
ブログは「パンレビュー」というサイトで、2014年10月の記事にポンパドウルのフランスパンが写真つきで紹介されていた。
上の写真が佐野研二郎氏デザインのトートバッグに載っていたものとそっくりだ。おそらく画像をトリミングしたうえで回転させて色合いを少し変えて使ったのではないだろうか。
並べてみてみるとやはり同じであることが分かる。
ただこの時点では佐野研二郎氏が許可を得て使用している可能性もあったため、クロとは言い切れなかった。この事態に気づいた人たちは一斉にブログのコメント欄に「勝手に使われていますよ」と報告する。
その結果、ブログ主のminatoさんはこのような反応。
ずいぶんと楽観的で穏やかな人のようだ。文面からも人の良さが伝わってくる。だが、義憤に駆られた人たちはGIF画像も作成して画像が完全に一致していることを説明した。
そしてついにminatoさんも同じものであることに気づいた様子。ついに「盗用」という言葉が飛び出し、佐野研二郎氏の無許可使用が確定したのだ。
プライベートなことに使うならまだしも、商用利用、しかも大手企業サントリーの仕事でこのようなお粗末をやらかすとは信じられない。下っ端のスタッフが軽い気持ちでやってしまったのか、佐野研二郎氏自らが手を染めたのかどちらなのだろう…。
佐野研二郎氏については過去の作品にも大量の疑惑が持ち上がっている。
もはやこれだけ状況証拠が揃えば偶然の一致とは言い逃れできまい。博報堂出身のデザイナーという肩書があるからこそ信じていた人も多かったが、その虚像は一気に見透かされ始めた。
佐野研二郎氏は自分の仕事に誇りをもっているようで、訴訟にまで発展したエンブレムの疑惑については「断じてパクリではない。ものをパクるということは一切したことがない」と発言している。
しかし、今回発覚したフランスパンの無断使用は明らかに画像のパクリだ。もうここまでの騒ぎになっているのだから、佐野研二郎氏は素直に謝罪し、オリンピックのエンブレムは別のデザイナーに依頼するのがよい。商標権を取得しているなどと主張しても日本国民、そして世界の人々は納得しない。
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