マクドナルドの迷走が止まらない!スライストマトを1枚40円で発売!!!
netgeek 2015年7月31日
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経営トップが原田泳幸氏からサラ・カサノバ氏に代わっても売上減少が止まらないマクドナルド。新たな商品としてスライストマトを1枚40円で売り出すと発表した。
マクドナルド「起死回生の一手として、8月3日からスライストマトを1枚40円で販売開始する!これで勝つ!」。
完全に迷走しているぞ…。なおスライストマトは最大3枚まで追加可能とのこと。トッピングの一部分を別売りするのは今回が初めてのようだ。
最近マクドナルドは「フレッシュマック」シリーズとしてレタスやパプリカなどの野菜を取り入れたメニューに力を入れている。
これらの売れ行きが好調とのことで、今回のスライストマト販売に乗り出したようだ。全社的な戦略としては体に悪いファストフードから健康志向への転換を図っているということか。ただ、メニュー単品では売れ行きがよくても会社全体の売上は右肩下がりで根本的な原因が解決できていないようにも感じられる。
Twitterユーザーの反応はというと、新メニューに盛り上がるどころか、もう率直にマクドナルドの迷走ぶりに呆れた様子。
マクドナルドの経営陣は、「もしこのサービスが成功すれば1人あたりの単価が40円上がることになり、業績に与えるインパクトは大きい」と目論んでいるものと思われる。ただ、この商品戦略には「机上の空論」という批判も寄せられている。
モスバーガーがトマトをバンズに見立てた「とま実バーガーセット(大崎店限定)」を販売するなど、ここ最近ハンバーガー業界ではトマト推しが加速しているようだ。
トマトは脂肪燃焼、シワ予防効果があり、美容に良い食べ物として人気が高いのは事実。しかしハンバーガーのようなジャンクフードを求めている人に対し、健康志向をウリにするのはすこしズレている気もする…。それとも新たな顧客を取り込む狙いなのだろうか?
このようなファーストフード業界の動きに対し戸惑いを隠せない人も…。
筆者はマクドナルドが凋落した本質的な原因は「度重なる異物混入事件で信頼を失ったから」と考えている。奇抜なアイデアに走るのではなく、とにかく安さを維持しつつ安全安心な美味しいものを提供してほしい。