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アライグマの命を助けたら定期的に家に遊びに来るようになった

netgeek 2021年7月31日
 

3年前、ニッキ・ロビンソンさんは道端で小さなアライグマを見つけた。野生生物センターか獣医に連れていくことを検討したが、残念ながら助けは得られそうにない。

参考:Instagram(red_pangolin)

立派に大きくなった!

幸いにも母親のリンダさんはアライグマを育てた経験があり、自力でケアすることにした。アライグマにはリトルハンズという名前をつけ、すぐに恋に落ちた。



リトルハンズはたくさんの愛と援助を必要としていた。リンダさんとニッキさんは懸命に彼を育てた。

「リトルハンズは元々、生後約4週間のときに道路脇に捨てられていました。私たちは道路からリトルハンズを助け出し、野生生物の病院を見つけようとしましたがどこもいっぱいと言われます。病院などが提供できるのは安楽死か外に逃がすことだけでした」

その後、以前アライグマのケアをしたことのある母親の協力を得て自力でのケアを試みることになる。

「私は母に手伝ってほしいと頼みました。母ははじめ躊躇していましたが、私は『孫の代わりになる』と言いました。ボトルからミルクをあげると母の目はもうメロメロになっており、リトルハンズの母親になっていました」

「リトルハンズは当初、一緒に育ったことのない人間をとても恐れていました」

それでも慣れてからは腰にあごをすりつけて甘えるようになった。

難しいのはいつ野生に帰すかというタイミングだ。これといって分かりやすい目安があるわけではない。2ヶ月半の回復期間を経て最終的にはお別れすることになった。

だが驚いたことにリトルハンズは数日したら家に戻ってきたり、数ヶ月経ってから戻ってきたりする。寄り添うことやなでること、食べ物、純粋な愛を求めているようだった。

ニッキさんもリンダさんもここまで愛に満ちたアライグマに出会ったことはなかった。

2人は他にもアライグマを保護したことがあるが、家まで会いに来るのはリトルハンズだけだった。

「赤ちゃんを連れてくることもあります。赤ちゃんは私達を怖がって近寄りません」

写真で見てみるととても小さかったアライグマが今では立派な体型に育ったことが分かる。人間とアライグマの間でさえも愛情は通じるということが分かった。



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