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子猫「この毛玉なぁに?」謎の物体と友達になった

netgeek 2021年4月11日
 

異種の動物であろうとも友達になれる。同じ施設に運ばれた子猫と子犬は良き友達になった。

2匹の子猫は母親がいない状態で路上で見つけられた。

幸いにも親切な人が地域のシェルターに連れてきてくれて2匹は必要なケアを受けることができた。

Orphan Kitten Clubは助けを申し出て、スタッフであるイジ・ザオさんが世話を担当することになった。子猫に24時間体制でご飯をあげ、体温を調整するインキュベーターに入れた。

小さいほうはフロドという名前で体重わずか77グラム。2匹は適切なケアと栄養価の高い食べ物ですぐに大きくなった。

イジ・ザオ「とても小さかったので私は性別を間違えてロード・オブ・ザ・リングのデュオであるフロドとサムワイズと名付けてしまいました。両方とも女の子であることに気付いたのは数日後のことでした」

それから何日か経ってからOrphan Kitten Clubは孤児の子犬について電話で相談を受けた。母犬は救助されたものの助からず、未熟児の子犬だけが残ったのだ。

イジ・ザオ「毛皮が発達していないのでグミのように見えました。新生児ケアの経験がある子猫の部門に移されました」

子犬が新たにインキュベーターに入るということでフロドとサムワイズは移動した。

じゃがいものようにも見える子犬の存在に気づいたとき、フロドは側で立ち尽くし躊躇していた。ウルリッヒと名付けられた子犬はとても眠いようで動かない。フロドはようやく勇気を出して匂いを嗅いだ。

イジ・ザオ「ただのダンゴムシと気づいて友達になっても大丈夫だと判断しました」

フロドはウルリッヒの側に腰を下ろしどんどん近づいていった。ウルリッヒが寝返りを打って仰向けになったとき、それは抱きしめる招待だと考えたようだ。

そっと前足を乗せてそのまま一緒に眠りに落ちた。

フロドは起きてからサムワイズのほうに移動した。

「フロドはウルリッヒより2週間進んでいるため、完璧にマッチしています。私達はこの交友関係が続く限り楽しみます」

ウルリッヒが大きくなったら別の犬であるジョナスとシャーロットと仲良くさせる予定だ。

子猫のベビーサークルのエリアは子犬エリアのすぐ隣にあり、子猫たちは子犬の友達を見ることができる。そして子犬たちは甘い子守唄である喉のゴロゴロ音を楽しむのだ。

「サムとフロドは、私たちがこれまでに育てた中で最も幸せで最も愛情深い子猫です」

サムとフロドが生後5週間になる頃、子犬は目が開いた。自分に寄り添って寝ていたのは猫だと知って驚くだろうか。それとも気づいていただろうか。



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