2匹の子猫は犬をママに選んだ
netgeek 2021年1月6日優しい性格の犬は2匹の猫を懐に入れ込み、愛と勇気を与えた。
シャイな性格の2匹。
先月、ニューヨークにて生後10〜12ヶ月とみられる2匹の猫が見つかった。臆病で人間に近寄ろうとしない。救助隊は罠を仕掛けて安全に保護した。
その後はニューヨーク市にある保護団体に移動してより良い生活を目指すことになった。ボランティアとして働くアサは猫が家を必要としているという話を聞いて協力する気になった。
家にいる7歳の犬コナは意外にも子育てに参加した。
猫のブラーはシャイな性格で、他者と関わりたくないようだった。それでもコナは積極的に猫に会いに行き、風呂や毛づくろいのときも寄り添った。次第にコナとブラーは信頼関係ができあがり、親子のような絆が芽生えた。
ブラーの兄であるチェスターは遅れて家にやってきた。警戒しているのかキャリーケースから出てこないが、少なくともコナのことは安全だと理解したようだった。
「コナがどうやって猫の警戒心を解いているのかは分かりません。魔法のようです」
コナの協力もあり、2匹の猫は殻を破って歩き回ったり、おやつをねだったりするようになった。
水たまりのようになって一緒に昼寝する様子はとても可愛い。ブラーとチェスターはまだシャイではあるものの人間に慣れてきて手を舐めてくれるようになった。
まさか犬が我が子のように猫を育てるとは。愛情というものは種を超える素晴らしいものだ。