「ねえ愛犬、チートス買ってきて」「はい、わかりました!」
netgeek 2020年3月25日
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新型コロナウイルスの感染を防ぐためにできるだけ外出を控える中、Antonio Munozさんは突然、お菓子のチートスが食べたくなった。
なんとかしてチートスを手に入れる方法はないだろうか。
「3日間耐えて、本当にチートスが欲しくなったんです」
色々と思案した結果、向かいの店まで愛犬のチワワを派遣することにする。首輪にメモと20ドルのお金を挟んだ。
「こんにちは店主さん。うちの犬にチートスを売ってください。赤いのではなくオレンジのです。赤いのは辛すぎるので…。首輪に20ドル挟まってます。注意。この犬は正しく接しないと噛みつきます。向かいの家より」
チワワは困惑しているようだった。言葉も通じないはじめてのおつかい。大丈夫だろうか…。
犬のトレーナーをしている人物はこう語る。
「チワワは機敏で落ち着きがないのでトイレのトレーニングさえ難しいという特徴があります。しかしショーや映画、スポーツの世界で活躍しているチワワはたくさんおり、訓練が不可能なわけではありません」
しかしながら、そもそも特殊な訓練をしていないのに、おつかいに行くことはできるのか?色々と不安は残るものの、とにかくやってみればいい。買えなくても特に損することはないのだ。
結果はこちら!なんとチワワはちゃんとチートスを買ってきた。
なんだかんだ言って飼い主は心配になって外まで様子を見に来た。口にくわえているのは間違いなくオレンジ色のチートスだ。
これはもはやUberEatsならぬUberイヌズ。はじめてのおつかいはこうして大成功したのであった。