体が大きくならないマンチカンのマンチー、子猫サイズで生きていく
netgeek 2020年3月22日
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年齢の割に体が小さいマンチカンのマンチー。野良猫として生きる中で親切な人に出会い、保護された。
とても可愛らしい子猫だ。
昨年、イングランド・ウルヴァーハンプトンの駐車場で一匹の小さな野良猫が保護された。対応したエミリー・トムリンソンさんは当時の状況についてこう語る。
「生後3〜4週間と推定されました。が、角膜に腫瘍があります。視覚に問題はなく、日常生活に支障はありません」
エミリー・トムリンソンさんは自ら里親になることに決め、マンチーと名付けた。腕の中にすっぽり収まる小さな体はとても可愛らしい。
犬のベラたちは小さな新入りを難なく受け入れてくれた。
「性格は遠慮がなく、ちゃっかり者。他の動物とも仲良くでき、絆を深めているようでした」
ところが数週間経ってもマンチーは大きくならない。クリスマスが終わる頃に急に具合が悪くなり、慌てて病院へと向かった。副甲状腺機能低下症と診断され、血流の流れが悪くなっているということだった。
特別なケアを施し、適切な体重になるよう気をつけた。7ヶ月になる頃には1.7 kgにまで大きくなった。まだ子猫サイズのままだが、これもまた個性と受け止めればいいだろう。
「寝ること、おもちゃで遊ぶこと、爪とぎが好きです。みんなの注目を集め、愛情を欲しがります。食べることが大好きでチキンは一切れも逃しません」
タキシード模様の猫は弟分として優しく面倒をみてくれる。
3倍もの大きさのアスランはマンチーを毛づくろいし、一人ぼっちにならないよう気をつけているようだ。
駐車場をうろついていた家のない猫はこうして安全な家を手に入れた。マンチーは唯一無二の可愛いマンチカンだ。