金魚の命を救うために発明した浮き袋装置。世界で絶賛される
netgeek 2019年7月28日
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多数の金魚をペットとして飼う男性が画期的な発明を行った。意外と簡単な方法で、安価に導入できるのが特徴だ。
浮き袋の代わりとなる装置。
韓国在住のファッションデザイナーであるHenry Kimさんは自宅で多数の金魚を飼っている。
だが、とにかく金魚は浮き袋の病気にかかりやすく、自由に泳げなくなると酸素の補給ができなくなり、最期を迎えてしまう。
「浮き袋の機能不全は食べすぎや汚れた水など様々な原因でなります。私はタイや中国から仕入れた魚を見ていてそのことに気づきました」
問題を抱えた金魚を救うため、補助道具の開発に取り掛かった。まずは膨大な時間をウェブ上のリサーチにあて、車椅子にヒントを得たアイデアを思いついた。プラスチックでできた装置で金魚が正常に浮いていられるようにするものだ。
チューブの部分に一定量の空気が入っており、金魚の重量とあわさるとちょうどいい浮力が生まれる。通常ならうまく泳げないで斜めになっている金魚がまっすぐでいられるようになった。
「浮き袋が駄目になった金魚は通常、2〜3ヶ月しか生きられません。が、発明品を装着した金魚は5ヶ月生きました。確かな効果が確認できました」
他の金魚と仲良く暮らしている。これはまさに車椅子に乗った人間と同じ状態ではないか。
犬や猫の治療に多額のお金を支払う人はいても金魚にここまで愛情を注いで世話をする人は少ない。この発明はネット上で評判になり、多くの人が絶賛している。