親のいない子犬、ママ猫に委ねる作戦が功を奏す
netgeek 2019年4月10日
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親のいない一匹の子犬が愛情深いママ猫によって育てられている。そんな心温まる話をお届けしたい。
参考:mizz_rescue
生後間もないチャーリーはカリフォルニア州にあるシェルターに運ばれてきた。
シェルターでは獣医による治療が必要だと判断され、迅速に対応したおかげでチャーリーの命は助かった。しかし足を怪我しており、手術が必要だ。
ジェニファー・ハートはひとまずチャーリーを自宅で引き受け、何週間かチューブでミルクを与えた。
ジェニファー「犬を受け入れるのは初めてだったので、医師のカーリン先生とレイチェル先生からご指導頂きました」
3時間ごとにミルクを飲ませ、痛み止めと抗生剤も与える。夜通し対応した甲斐あって、チャーリーは徐々に元気になっていった。
しかしこのままチャーリーに親がいないままでいいのか…。レスキューチームは猫のママにチャーリーを合流させることを決める。6匹の子育てにチャーリーを入れてもらうことはできるだろうか…。
緊張の対面の瞬間。猫はまだ小さな子犬を見るとすぐに舐めて毛づくろいを始めた。どうやら愛情を注いでくれているらしい。
「猫はとてもいい母親でした。もっとも、チャーリーはミルクをそんなに飲んでいないようだったので私がボトルからあげていました」
ミルクタイムはママ猫が側で待機しており、飲み終わると顔を舐める。我が子のように気にかけてくれていることは明らかだった。
子猫と子犬という違いこそあれどチャーリーは集団に溶け込み、安心している。
やはり子供には親が必要だ。
そして今日、初めてチャーリーの目が開いた。ママ猫と6匹の子猫ともにチャーリーは元気に成長していくことだろう。