新入社員のための叱られ方講座が意味不明。逆に叱る方を教育すべきだと話題に
netgeek 2019年2月21日
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最近の若者は叱られることに慣れていない。そんな考えを老害がもっているのか、大学で「叱られ方講座」なるものが開かれた。
ネット上で無意味だと非難轟々。
出典:https://twitter.com/logicalplz/status/1097877990292086784
仕事の手順を前も教えたと怒る上司と謝罪する部下。こうしてロールプレイングで叱られ方を経験して学んでいくということなのだが、どうも日本の良くない精神論の塊という気がしてならない。
こんなことをして学生が叱られることに慣れたとしても、それは奴隷をつくるための洗脳の一貫なのではないか。
事実、叱られる経験をした学生は嬉しそうに笑顔でコメントした。
出典:https://twitter.com/gm_sachs/status/1097861998933495811
まるでDV被害者のような感想だ。
仕事のあるべき姿は新人でもスムーズに戦力になるように手順を工夫し、上司が叱る必要をなくすこと。難しいところは機械で自動化する、経験者が担当するなどして叱る必要がないようにするほうが生産性が上がる。
叱るという前提で新人のメンタルを鍛える方針が正しいのかは甚だ疑問だ。
そもそも会社では「叱る」というよりも感情的に「怒る」上司のほうが多い。すぐにパワハラになる時代なのだから、むしろ新人よりも上司の研修こそが必要なのではないか。
いつの時代もインチキ研修屋はこうして新しいメニューを提案することで金儲けに繋げようとするわけで、価値あるものと思い込んでお金を支払うのは良くない。
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