助けて!スーパーで買った寿司が光ってるの!
netgeek 2018年9月18日
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スーパーで玉子の寿司を買ったところ、暗闇でぼんやりと光ることに気づいたと衝撃的な写真が公開された。
本当に光っている!!!
出典:https://twitter.com/ka_zuan/status/1041054666593726464
玉子全体が光るというわけではなく、何か部分的に付着したものが発光しているような状態。寿司を買っていざこれから食べるというときにこれは気味が悪い。
投稿者は原因を究明するためにネット上に写真を投稿した。そして様々な意見が飛び交うことになる。
▼ジャバのCMのように細菌が付着している説。
▼進化する前という説。
過去に似たような経験をしてスーパーに尋ねたが、原因が分からないままだったという人もいた。
ふざけた意見が多い中で最も有力だったのは「イカにつく発光細菌(発光バクテリア)」という説。イカを調理した後にそのまま玉子を触ったり、同じまな板を使ったりしたので細菌が移ったのだろう。
調べたところ、埼玉県衛生研究所が「発光する玉子焼にぎり寿司から分離した発光細菌の検討」で似たような画像を掲載しているのを見つけることができた。
どうやら食べても問題はなさそう。投稿者は食べた後も体調に変化はないとコメントした。
同様の事例は焼き魚でもあるようで、生活協同組合コープこうべのHPでも「焼き魚を暗いところで見ると光っている」というQ&Aが…。「蛍光細菌が増殖しても食中毒菌のように健康を害することはありません」と断言されているのが頼もしい。
発光細菌はイカの体表に生息しており、刺身用のイカを1日放置しておくとコロニーを形成して増殖する。この段階で目視で確認できるほど光るようになるというわけだ。
YouTubeでは発光細菌についていくつか興味深い実化映像が公開されている。入手が簡単で毒性もない、繁殖させやすいということで学校の実験にはもってこいのようだ。