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【炎上】タダで提供した音楽が勝手にDVDになって発売されている

netgeek 2018年9月1日
 

創作集団タルヲシル株式会社(島津岳弘代表)が朗読劇「キズナと螢の物語」をDVD化して発売したところ、楽曲を提供した同人創作音楽団体「Narimonosia(なりものじあ)」が話が違うと告発した。

簡単な流れ。

・島津岳弘代表がなりものじあに舞台の音楽制作を依頼

・なりものじあ(応援のつもりでメンバーで制作しよう)

・タルヲシル公式Twitter「DVDが発売されました!」

・なりものじあ「え、それは聞いていない!」

・島津岳弘代表「すいません。DVD送ります」

・なりものじあ「いつまで経っても送られてこないのですが!」

・島津岳弘代表「うるさい!目障りだ!」

▼証拠のLINEやりとり。島津岳弘代表は「DVDを渡すとは約束していない」と主張している。

▼しかし過去のやり取りを見ると「送る」と明言している。

▼島津岳弘代表。

なりものじあでは元々、音楽の利用について「商業も可。ただし事前連絡は必須」と明記していたとのこと。タルヲシルがルールを破り、著作権侵害を犯してしまったということになるだろうか。

また島津岳弘代表はTwitterで「音楽がクソダサい」というツイートにいいねをつけていた。

使用された楽曲は以下の3つ。現在はYouTubeで公開されている。

▼制作者の一人。「無償で提供した」と証言しているところがポイント。

▼また別の関係者。PLAY&PLAYの道坂さんもDVDは届いていないと証言。

創作集団タルヲシル株式会社はTwitterでは東京都台東区上野7-7-5を名乗っているが、国税庁では東京都足立区加平3丁目16番2号となっている。奇妙なのはタルヲシルが「報酬を支払った」と主張している点だ。

この主張通り、本当に4月に使用料を支払ったのであれば著作権の問題はなくなりそう。DVDを送ったかどうかはさほど問題ではないだろう。

だが。なりものじあはさらに反論する。

・団体、メンバー、誰にも支払いがなされていない

・そもそも口座情報を教えていない

・手渡しだったということもない

・事務もボランティアとして手を貸したのに…

現在はなりものじあが無断使用を告発したことで炎上騒動になっており、島津岳弘代表は訴訟を提起すると宣言した。名誉毀損だろうか?

※控訴ではなく提訴が正しい

なりものじあが公開したLINEのやり取りだけでなく、他にも水面下のやり取りはあったと思われる。現時点でどちらが正しいのかを判断するのは難しいので、この記事ではひとまず明らかになった情報をまとめた。

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