【速報】年金データを中国に渡したSAY企画が解散して逃亡
netgeek 2018年6月8日
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禁止されている再委託を中国の企業に行ったとして炎上したSAY企画が解散し、債務整理手続きに入ったことが分かった。
以前の記事:【炎上】500万人の個人情報が中国に。禁止されている再委託を㈱SAY企画がやらかす
会社解散が6月6日の官報に掲載されて判明。
SAY企画は約500万人分の個人情報を中国企業に委託して契約違反を犯したうえ、約95万2000人分の入力ミスを起こしていた。あまりにもずさんな運営は社長が無茶をして仕事を引き受けたことに原因があったと指摘されている。
株式会社SAY企画(東京都豊島区東池袋1-48-10 25山京ビル1011号)は切田精一代表、資本金5,000万円、従業員80名。
2億円の損害を被った日本年金機構は、委託費と相殺した1億6000万円の賠償をSAY企画に求めていた。SAY企画としては会社を潰すことで損害賠償金をゼロにする狙いがあったとみられる。
経緯まとめ
・ワンマン社長が前例のない大規模受注を引き受ける
・社長は「仕事を取ってから考える」と意味不明な発言
・案の定、処理しきれず現場は大混乱
・中国企業に丸投げ
・内部告発で不正がバレる
炎上後、切田精一社長は「氏名の入力だけなので個人情報にあたらないのでは?」と意味不明な言い訳を行っていた。
参考:【年金の個人情報が中国に】SAY企画の切田精一社長がおこなった2つの反論
結局、言い逃れで事を済ませることができず、会社を潰すことにしたようだ。切田精一社長は全社員の前で「あなたがたは4月をもって会社を辞めてもらいます」と宣言し、自分は弁護士から雲隠れするよう言われていると明かしたという。
いくら身を隠しても過去に犯した悪事は隠せない。こうして記事にすることでしっかりと記録に残しておきたい。
気になるのは中国に渡った日本人の個人情報だ。転売すれば大儲けできる個人情報、きちんと管理されているとは思えない。
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