フィリピン大統領「国連のほうから来た詐欺だろ?地獄に落ちろ」←日本も見習おう
netgeek 2018年6月6日
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しっかり詐欺師だと見抜いている。
— netgeek政治 (@netgeekPolitics) June 6, 2018
経緯まとめ。
(1)フィリピン最高裁がセレノ長官を解任する
(2)実はその前にドゥテルテ大統領が罷免を要求していた
(3)理由はドゥテルテ大統領が目指す薬物撲滅対策に反発していたから
(4)国連特別報告者を名乗るガルシアサヤン氏が出てきて、司法の独立を犯す脅威だと批判
(5)ドゥテルテ大統領「我が国のことに干渉するな。お前は国連の特別報告者と認めない」
批判を受けるのみならず、しっかりと言い返したところが素晴らしい。もしも黙って批判を受けていたら、ドゥテルテ大統領が間違ったことをしているような雰囲気になっていたかもしれない。
昨年、日本でも同じようなことがあった。
国連特別報告者のデービッド・ケイ氏が安倍政権について「マスコミに圧力をかけている」と批判する驚愕のレポートを公開したのだ。日本ではマスコミがこぞって取り上げ、大騒ぎになった。なんだかよく分からないが、国連の偉い人が急に出てきたのだ。
だがよくよく調べてみると国連の公式発表ではなくただの個人レポートということが判明。しかもエビデンスが皆無。「不正な圧力はかけていない」と反論する日本政府に対し、デービッド・ケイ氏は証拠を提示できないまま。
結局、「消防署のほうから来ました」と言って消火器を売りつける詐欺になぞらえて、「国連のほうから来た詐欺」だと呼ばれるようになった。
参考:【炎上】国連の安倍政権批判は「国連の方から来ました詐欺」だった
日本人であれば今のマスコミが極めて反政府的で偏向報道のオンパレードであることは承知の上。そんな中で報道の独立性が保たれていないと言われても腑に落ちない。日本政府はマスコミの事実誤認や偏向報道に抗議することはあれど、独立性を阻害するほど不正な圧力はかけていないだろう。
あのとき日本政府はもっと強気で対応し、デービッド・ケイ氏を批判し返すぐらいの姿勢でもよかったかもしれない。悪質な詐欺師には毅然とした態度で臨むことが大事だ。
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