喫煙者は採用しないと決定した株式会社div、賛否両論が真っ二つに分かれる
netgeek 2018年5月2日
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理由は確かに合理的だが、理想を追及しすぎな気も…。
今後、喫煙者は一切採用しないことを決めました。オフィス等の喫煙場所は撤去。現在の喫煙者の禁煙外来費用は会社が負担します。法の範囲で個人の生き方は自由ですが、①健康②生産性③周囲への影響という観点で会社にとって良いことが何もありません。喫煙者不採用の会社が増えることを願っています。
— まこなり (@mako_yukinari) April 27, 2018
喫煙者不採用を発表したのは真子就有(まこゆきなり)CEO。経営会議で話し合い、現存する喫煙者のメンバーについては禁煙外来費用を負担するなどしてサポートすることにしたという。
ツイートにあわせて公開されたブログ記事「喫煙者を一切採用しないことにしました。」では決定に踏み切った詳細な理由が説明されている。
▼真子就有CEO。1989年生まれ。青山学院大学理工学部卒業。
▼人材育成スクール。
▼受講中の様子。天井に植物があるのがオシャレ。
株式会社divはエンジニアの育成を行う「TECH::CAMP」や「TECH::EXPERT」を主催している。ネット上では少なからず「吸う権利を侵害している」「プライベートまで拘束するのはおかしい」「非現実的」「優秀な人材をとりそこねる損のほうが大きい」「飲酒は許すの?」などと反論の声が相次いだ。
「異常な社長」とかむっちゃ物議を呼んでてよかった。賛成も反対もない中庸な施策ならやる意味がない。リスクをとって張れば誰よりも学ぶことが出来る。前に進める。個々に反論はあるけどきりがないからやめておく。 https://t.co/CDMQx3LwTe
— まこなり (@mako_yukinari) April 29, 2018
特に喫煙者からの反発は強い。最近はただでさえ締め付けが厳しくなっているのに他企業も真似して喫煙者不採用が流行ったら本当に居場所がなくなってしまう。これは死活問題だ。
株式会社div、直近の決算(2017年)。
資本金1億937万5,500円の減資を告知しているところが注目ポイント。2018年に入ってからは資本金99万4,500円ということなのだろうか?増資と減資が入り混じっており、複雑なので調べてもよく分からない。
2017年の決算時点では資本金725万で負債3億、当期純利益237万、利益剰余金は1,721万円。負債が多いのが気になるところ。
netgeekではアンケートを実施中。
喫煙者を採用しないことにした企業
— netgeek (@netgeek_0915) May 2, 2018
この記事執筆時点では賛成44%、反対50%で意見が真っ二つに割れている状態。取り組みがあまりにも先進的すぎて世に受け入れられるまで時間がかかるだろう。
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