籠池理事長、昭恵夫人を名誉校長に仕立て上げた騙しのテク
netgeek 2018年3月25日
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突然、園児の前で発表。
萩生田光一「昭恵夫人の名誉校長就任は講演に行った時に園児の前で急に言われ断れない状況で了解したもの。そもそも籠池氏は政治力を手にし計画を進めたいという想いに白羽の矢が立ったのが昭恵夫人。だから昭恵夫人との関係をアピールし財務省に便宜を図ろうとしてた」
昭恵さんは被害者です pic.twitter.com/DW8hXxxizQ
— DAPPI (@take_off_dress) 2018年3月15日
萩生田光一「名誉校長の就任っていうのも委嘱状や何かがあって、あるいは事前に相談されたのではなくて、講演に行ったときに演台にいる昭恵さんに対して『皆さん、昭恵先生に名誉校長になっていただきましょう』って、その場で『いえ…』と言えない状態で了解してしまったというのがまずスタートなんですね」
居島一平「無理やり既成事実にね」
萩生田光一「で、名前だけだったらというのが当初。そもそも籠池さんは政治力を手にして計画を前に進めたいという思いがあって、そこに白羽の矢が立ってしまったのが政治家じゃない昭恵さんだったんですね。ですから財務省に対して何か便宜を図れと言わんばかりのことをやってきたというのが正直な構図」
いかにも籠池理事長のやりそうなことといった感じ。籠池理事長の頭の中にははじめから政治家を利用して学校運営を有利に進めたいという魂胆があったのだろう。だからなんとしてでも政治家を運営サイドに取り入れたかったが、籠池理事長にできたのは政治権力がない昭恵夫人を取り込むことが限界だった。
瑞穂の國記念小學院のパンフレットを見ると他にも多くの著名人が利用されていることが分かる。こうして着々と計画を進めていた籠池理事長は近畿財務局との取引において強引に値引きを求める。もっとも政治家を利用するという作戦はうまくいかず、結局、地中から見つかったゴミを理由に強引に値引きを要求した。
昭恵夫人は本当に何も知らなかったのだろう。だから建設予定地を訪れたとき「いい田んぼができそうですね」という言葉を発した。籠池理事長はそのとき昭恵夫人と撮った写真を後に利用するためにずっと持ち続けていた。
だが、あっさりと安倍総理・昭恵夫人に関係を否定され逆恨みした結果、野党議員側につく。そして支離滅裂な言葉で日本中を翻弄したのだ。
白い紙を挟み込んだものを百万円に見せかけたり、その場しのぎでとんでもないことをしてしまうのが詐欺師の籠池理事長という男だ。だから今では「昭恵夫人が『ぜひ前に進めてください』とゴーサインを出した」と主張しているが、これも「昭恵夫人から何かして頂いたことありません」という過去の発言と矛盾している。
エピソードが出てくる度にやはり籠池理事長は政治家を不当に利用しようとして墓穴を掘っただけという確信が強まってくる。もう森友学園問題は決着がついているので終わりにしてほしい。
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