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サンデーモーニング岸井成格「盗聴されるからインターネットは使わない」←は?

netgeek 2017年11月19日
 

「サンデーモーニング」(TBS)がインターネットのネガティブキャンペーンを仕掛けている。テレビの視聴者をインターネットに流さないにする裏の意図があるように思える。

しかし主張がめちゃくちゃ。「インターネットを使うと盗聴される」とは一体…。

寺島実郎「今日は初めて告白します。メディアの世界は本当に深刻なんですよ。青木にはまだ了解とってないけど、さっき『あなた盗聴対策はどうしてる?』って聞いたら色々なこと言われて私も大体同じことやっているんですよ。つまりできるだけネットは使わない!あるいは使ってもGPSをオフに止める」

もうこの時点で意味不明。インターネットと盗聴は関係ないのでは…。寺島実郎は興奮した様子で話を続ける。

寺島実郎「なんでそんなことになったかというと、ちょうどネット社会が始まった頃に我々メディアはこれはどえらい時代が来たと思ったわけです。さらに同時に政府情報機関のOBから『あなた方は必ず盗聴されますよ。気をつけてくださいよ』とアドバイス、悪く言えば警告が来たんですよ。新聞記者同士で電話していると『ピーッ』っていう音が入ったり雑音が入ったりすると『おっ、これは盗聴始まったな。これ一回とめよう。会って話そうよ』と。でも今は会って話すのもダメなの。そういう時代になっちゃった。これをどう止めるかですよね」

関口宏「止まらないでしょ」

寺島実郎「誰が使って誰が分析しているのか。恐ろしい話なんですね」

関口宏「厄介な時代が始まっています」

サンデーモーニングのネガティブキャンペーンは続く。

寺島実郎「この時代を生きるっていうのはスマホ依存症と言いますか、便利で効率的な情報環境に身を置いてっちゃうんですよ。ネットワークで繋がるっていうことはひっくり返せば繋がれるっていうこと。こういうときに大事なのは自前の考え方を持ち続ける力。地頭で考える。逆にアナログに生きるってことを意識しないといけない時代になってきていると僕は思いますね」

関口宏「知られても別に困らないと言う人いるけど、そうじゃない。利用されて気がつかない怖さを感じていない人がたくさんいる」

青木理「知られて困ることないって人は『パソコンもスマホも家の鍵も渡してください』って言われてあなた困りませんかってことなんですよね」

青木理「エドワード・スノーデンはもっと重要な証言をしていて、日本にXKeyscoreっていうシステムを渡したって言うんですよ。XKeyscoreはNSAが収集した世界中の個人のメールやSNSを検索できるシステム。日本をそれに渡したと。日本の警察なのかどこか分からないけど、どこかが使っているんじゃないかと。関口とか青木とか入れると見られるんですよ。密かに使っているんだったらもう国家犯罪ですよね。そんな法律ないわけですから」

もはや被害妄想が激しすぎて病気の域。妄想を膨らませてどんどん仮定の話を進めている。時代の流れに逆らってあえてインターネットを使わないのが情報強者であると誇らしげに語っているが、サンデーモーニング出演者はとてつもなくズレた情報弱者なわけで…。

どんな物事にもメリットとデメリットがあり、互いを天秤にかけて取捨選択するもの。インターネットにはリスクもあるがそれ以上に大きなリターンがあるから世界中の人が使っているのが現状だ。端的に言えば時代に取り残された老害が新しいもののデメリットにばかり着目し、ケチをつけているだけ。あまり使ったことがないから今まで体感したことがないメリットに気づかないのだろう。

もうサンデーモーニングの出演者は糸電話を使って会話しておいてほしい。

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