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【炎上】在日米軍が毎日新聞のフェイクニュースに抗議

netgeek 2017年11月10日
 

在日米軍が公式Twitterにて毎日新聞の誤報を指摘し、抗議する騒動が起きている。特に毎日新聞の「協定破り」という誤解を招くタイトルが問題になった。

何が起きたのか、時系列で簡潔にまとめてみた。

まず毎日新聞が、在日米軍が協定違反を犯して騒音被害が出る訓練を決行したと記事にした。

参考:夜間航行訓練を強行 長崎・西海市との協定破り(毎日新聞)

・米軍のエアクッション型揚陸艇(LCAC)が夜間に訓練をした

・騒音被害で地域住民に迷惑がかかる

・九州防衛局は米軍に夜間飛行しないよう求めて調整する協定を市と交わしている

▼LCAC。ホーバークラフト型の高速水陸両用艇

しかし在日米軍はそもそも協定は結んでいないし、「夜間訓練を行わない」とは一言も言っていないと反論する。

・米軍の主張は「そもそも協定は結んでいないので毎日新聞の『協定破り』というタイトルは事実無根」

・協定を結んでいるのはあくまで九州防衛局と市

・上層部で決まったことなのでキャンセルは難しい

・夜間訓練は人道支援・災害救助活動のために必要

在日米軍としては九州防衛局がいくら夜間訓練禁止を要請してこようとも従う義務はない。そんな約束は交わしていないし、夜間の訓練も必要不可欠だ。だから7~9日の3日間、訓練することにした。

しかし7日の訓練後、毎日新聞が「協定破り」という誤解を招くタイトルの記事を公開した。これでは在日米軍が約束を破ったみたいではないか。そもそも同意すらしていないのに。

▼協定書を交わした槌道九州防衛局長と田中西海市長。

▼参考。協定書には「夜間の航行は行わないよう米軍と調整する」とある。

在日米軍の抗議はもっともだろう。毎日新聞の記者はこの事実を把握したうえでわざと注目を集めるタイトルをつけ、米軍を悪者にしようとしたと思われる。「夜間航行訓練を強行 長崎・西海市との協定破り」という偏ったタイトルからは悪意が感じられる。

在日米軍の訓練は協定破りではない。利害衝突が起きているのは確かなのでなんとかうまく調整してほしいとは思うが、影響力の大きなメディアが正義感を振りかざして嘘のニュースを広めるのはやめてほしい。

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