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消防団員のうどん騒動より政治家が寝てるほうが問題なのにそこにクレームは入れないのか

netgeek 2017年5月3日
 

7人の消防団員がうどん屋に消防車を停めて食事していたところ、それを不快に思った地域住民がクレームを入れ、謝罪沙汰にまで発展したうどん騒動。その後、もっと本質的なところに目を向けるべきだという声があがっている。

「次の予定があり、このタイミングで食事するしかなかった」

参考:うどん店に立ち寄った消防車にクレームが入って炎上するも無事鎮火

消防団長の説明には納得感があり、多くの人が「消防団員は悪くない」という見解を示した。netgeekがとったアンケートでは90%の人が「消防団員は悪くない」と答えた(投票数は3,776票)。

しかしそれでも10%の人が「消防団員は悪い」と答えている点に注目。意外と多くの人が正当な理由もなしに奇妙な見解を示している。

そもそもどんな人でも食事をとる必要はあるわけで、消防団員が制服と消防車で食事をとっても誰にも迷惑はかけない。それにもかかわらず、とある市民は「ただ自分が不快に思ったから」という非合理的な理由でクレームを入れた。新聞に掲載されるまでになったこの消防団員うどん騒動、お叱りを受けた7名の消防団員が気の毒でならない。

さて、ところで国会で寝ている政治家にクレームは入らないのだろうか?

仕事中、カメラが向けられているにもかかわらず堂々と居眠りをする様子はもはや税金を負担している国民からすれば腹立たしいほど。日本社会においてはこちらのほうがよっぽど問題だと思うのだが、一向に改善されないのはどうしてなのか。

政治家の図々しい態度は見習いたいものだ。消防団員にしても自衛隊にしても一般人の声に謙虚に耳を傾けすぎる傾向がある。以前とりあげた、自衛隊員がこっそりと食事をとる理由はその典型であろう。

参考:被災者の疑問「そういえば自衛隊員がご飯を食べているのを見たことがない…」→衝撃の真実が明らかに

世の中にはクレーマーが合理性のないクレームを出すことがあるということを意識し、規定に反しないクレームを無視することが大事だ。日本の安全を守るために命がけで仕事をしている人が人目を避けて食事しなければならない社会は間違っている。

救急隊員にベッカムがコーヒーを差し入れするのがイギリス。

現場の警官や消防士に大量のスタバが届くのがアメリカ。

現場に「頑張れ消防士」の横断幕が掲げられるのが香港

出動続きで昼も夜も食べてない救急隊員が、車内で缶コーヒーを飲んでると119にクレームが入るのが日本

https://twitter.com/R2_rope/status/857075246284783616

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