【都知事選】渡邉美樹が「私のようなトップリーダーが求められている」とは言っていないと抗議
netgeek 2016年6月18日
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発端となったのは舛添都知事の辞職を受けて渡邉美樹氏がFacebookに投稿した文章。
投稿では、「自分ならば税金を無駄遣いすることはなく、今はオリンピックに向けて私欲のない人が求められている。2011年に出版した書籍「東京を経営する」には西郷隆盛の言葉を引用した。求められているのはこうしたトップリーダーだ」と綴っている。これを記事にしたのがJ-castニュース。
渡邉美樹氏が都知事選出馬に意欲を示したと報じた。だが、タイトルが少しおかしい。
確かに元の投稿では自分のようなお金を無駄遣いしないタイプのリーダーが求められていると読み取ることもできるが、まさかそこまで自画自賛するというのは不自然で、「こうしたトップリーダー」というのは直前の西郷隆盛のことを指していると捉えるほうが自然だ。渡邉美樹氏が嫌いな記者がバイアスに惑わされてしまったか、それとも故意のアクセス稼ぎか…。
とにかく本人が発言していない内容をカギ括弧でくくってタイトルにするというのは問題がある。アンチ渡邉美樹の読者はそれで喜ぶとしてもメディア媒体としてはきちんと訂正すべきであろう。
渡邉美樹氏は当然これに抗議。
全文では、西郷隆盛のようなトップリーダーが求められていますと書きました。私のようなとは書いていません。見出しで煽るのはやめて下さい。 https://t.co/Ht7UeMzuek
— わたなべ美樹 (@watanabe_miki) June 17, 2016
▼その後、J-castニュースのタイトルは手品のようにすり替わった。
「私のような」が「私欲のない」に早変わり。意味こそ違えど、ぱっと見は似ている修正なのが特徴的だ。…と、この流れならばメディアのほうが叩かれるのが常なのだが、今回ばかりは渡邉美樹氏が周囲から叩かれていた。過去にやったことが強烈すぎてこれぐらいでは罰が足りないという理由だ。
都知事の適任性という観点から見れば、「違法ではないが不適切」なギリギリの線を攻めた舛添要一氏とは違い、渡邉美樹氏は明らかに超えてはならない一線を超えており、被害者も多数いる。周囲からバッシングされるのも無理はない。
それにしてもこれだけ攻撃されても折れないメンタルを持つ渡邉美樹氏には感心するばかり。
都知事選に出ればもっと叩かれるだろうに、上昇志向が異常に強く、人心掌握術を活かして周囲の人を利用して成り上がる。部下が稼いだお金はろくに還元せずに自分の懐に。その様はトップリーダーというよりも、社畜のトップブリーダーだといったところか。
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