堀江貴文「何年も下積み修行してる寿司職人はバカ。搾取されていることに気づけ」
netgeek 2015年11月2日
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ホリエモンは10/29、Twitterにて長い修行は無駄だと主張する投稿を行った。
ホリエモンが参照したのは「寿司職人の“飯炊き3年握り8年”は時代遅れ? ホリエモンの斬新な考えとは」という記事。記事では、手っ取り早くノウハウが学べる「寿司アカデミー」のような職人養成学校を勧めるホリエモンの主張を取り上げたうえで、最後に「しかしながら、一流になるには飯炊き3年握り8年と、長い下積みを経るのが一番の近道」と締めくくった。
以前ホリエモンが寿司アカデミーをオススメした経緯についてはnetgeekの以下の記事を参照してほしい。
参考:ホリエモンが寿司業界の常識をぶった切った!「10年修行なんか意味ねーよ!数ヶ月だけ寿司アカデミーで学んで海外に進出しろ」
そして、この業界の慣習を壊すホリエモンの発言は周囲から賛否両論を生むことになる。大量のリプライが殺到したのだ。
▼「寿司職人はネタの仕入れから包丁の使い方まで覚えることがたくさんあるので修行は必要」という主張に対して率直に反論。何でも要領よくやるホリエモンらしい発言だ。
▼どうして職人の世界では総じて長い下積みが必要なのか。それは単に「教えたくないだけ」で、立場の強い者が労働力を搾取しているだけと本質を突く。
▼今は寿司アカデミーなど、一通りのノウハウを教えてくれるところができたのでわざわざ弟子入りする必要はない。そもそも寿司を握るのはセンスがよければ意外と素人でもできると言い切る。
▼特に後半はすごい攻撃力だ。ホリエモンのツイートはいつも毒舌が効いていて気持ちがいい。
感情的なことを一切無視して合理的に考えるのが堀江貴文流の思考だ。この一連の主張はとりわけ飲食業界に大きな波紋を巻き起こし、現在も下積み修行の価値について根本的な議論がなされている。
10年修行してようやく独立するか、寿司アカデミーで数ヶ月学んで後はひたすら実践を繰り返して経験を身につけていくか。どちらが実力がつくかは言わずもがな。
既存の常識にとらわれないホリエモンの思考がスパークした瞬間であった。世に新しいものを生み出せる人は行動に違いが出る前に思考レベルからして違いがあるということを実感させられた。
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